COVID-19はぐんぐん感染者を増やし、イタリアはもはやどこにも出かけられない状況に陥っている。クルーズ船はあっちもこっちもみんな至近の港に入ろうとするも、なかなか思う通りにならず、思いもよらない港でも良いから入らせてくれる港に入るので、下船する客はみんな困っているらしい。何しろそこから帰宅する為のフライトもなかなか思うようにならないのだから。
返す返すも私はかすかす、タイトロープだったんだなぁと今から振り返っても、ゾッとする。
それにしても韓国はドライブ・スルー検査がすすめられているとBS-TBSの「報道1930」で報道していたが、SNSでいわれる「医者もいないで意味がない」というのは全然外れで、問診をして、これは大丈夫というケースはそのまま返し、検査した方が良い場合は実行後、家に滞在するように支持し、2日後には検査結果が判明するという。これよりも、新しい検査方式はソウルのポラメ病院が始めた安全なグローブウォール。患者と医療スタッフは透明な幕で仕切られ、穴から手を突っ込んで検査を行う。検査する側は防護服をいちいち改めずにすみ、患者側はその度に消毒をするという。ヒントは新生児のインキュベーターだという。こういう工夫がなぜ日本では始まらないのだろうか。
ただ手をこまねいて、「検査を増やせば受け入れ病床が足りなくなって医療崩壊を招く」の一点張り。そのおかげで、あたら命を落としている人がいるのではないかという危惧が生まれる。
- 「17日、感染が確認された２人は、自覚症状はなかったものの、新潟市保健所が、濃厚接触者を対象に時間を指定して自家用車で保健所に来てもらい、「ドライブスルー形式」で検体を採取する検査の結果、陽性」（NHK News 2020年03月17日 16時21分）
おや！もう既にドライブ・スルー検査、やってんじゃん！
