ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

風俗

f:id:nsw2072:20200507184657j:plain:w360:left 前にもここに書いたかも知れない。ナンティー・ナインの岡村なんとかがラジオで、このままいくと、経済的に困って、風俗業界に流れてくる子が増えて、可愛い子がやってくるのが楽しみだ、という様なことを発言したんだそうだ。それで、SNSは多いに賑わっている。
 彼はずっと前からラジオの夜中の番組で、風俗は当然のことで、通っていることを隠しもしなかった。そんなに彼のラジオを聞いていたわけではないからどれほど頻繁にそんな話をしていたのかは知らないけれど、夜中のラジオというと、NHKラジオ深夜便か、あとは在京民放三局、民放FMは二局くらい聞こえるけれど、それをグルグルと回って結局ラジオ深夜便に落ち着くわけで、その途上、偶然彼がリスナーの投稿を読んでいるところに差し掛かったりした。そんな程度でしか知らないけれど、あぁ、またこんなことをいいやがった、とダイヤルを回したことは覚えている。文化放送あたりだと、聞いたことがない声で誰だかわからない二人組が、若い女の子と喋っていて、なんだろうと思って聞き耳を立てていると、その女性はAVに出ている子で、現場の話をあけすけにしていて、ギョッとしてダイヤルを回したことがある。
 そういう業界が確かに存在しているので、それから目を背けてはいけないという様な、現実から逃げるな、という切り口なんかじゃなくて、もはや世の中はそういうことが当然と云うことで進んでいるんだから、今更なにいってんだという居直り価値観の様なものが現場を席巻していると云うことなのだろう。
 それは彼等がどこかの都会の隅っこにある呑み屋で「イッヒッヒッヒ!」と話題にしているのであれば、それは彼等の勝手だろう。しかし、彼等が発言している現場は、この国のこの地域に住んでいる人たちに広くお届けしちゃっている電波媒体だ。
 そもそも、そういう本来的には法律で禁じられている商売をそのまま当然としていてはいけないはずだ。「いやいや、そう云っちゃおしめぇよ、世の中そんなことはどんなにひっくり返ってもなくなりゃしないんだ、青くせぇこというなよ・・」かも知れないけれど、それは闇のルールにしとけよ。テレビもラジオも雑誌も新聞も、それを既定の事実として容認しちまったら無法地帯になってしまう。
 しかし、現実に、かつての飢餓に怯えた農村から娘が苦界に身を沈めるという展開が今もそのまま続いている。吉原はCOVID-19行動自粛化でもお客を迎えるワゴン車が動いていた。