ほぼ足りてまだ欲 その先

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こんな簡単になっちゃう

安倍晋三首相は4日の参院厚生労働委員会で、新型コロナウイルス対策に関する持続化給付金支給事務を委託した法人の実態が不透明と指摘される問題について「必要な情報開示を行うことも含めて(経済産業省に)丁寧な説明を行わせたい」と述べた。

 社民党福島瑞穂党首への答弁。

 支給事務をめぐっては、経産省が「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」に769億円で委託し、同協議会が電通に749億円で再委託した。福島氏が「20億円の中抜き」と批判したのに対し、首相は「そのうち10億円以上は銀行に手数料として払っており、(批判の)前提自体どうなのかという感じだ」と反論した。 (時事通信社 6/4(木) 16:55配信)

実際の福島瑞穂とアイツのやりとりはこっちです。
時事通信はちゃんと伝えなさい。

参厚労委 

社民福島「解釈変更についての報告書を出すと(法相は)言って、いまだ出ていないんですよ~閣議決定で定年延長を唯一やったわけですから、その事についてキチッと説明をすべきではないか、報告を、総理自身が出すべきではないか」

アレ「あのーそれはまぁ法務大臣が、お答えをしておられることでございますから、法務大臣に対してですね、質問をして頂ければと、こう思うわけでございますが、えーまさに森法務大臣は、既にそう、答弁をされておられるわけでございますから、え、しっかりと、対応して行かれるものと、考えております」

福島「閣議決定で、内閣が決めて定年延長したんですよ、総理の責任じゃないですか。総理は、任命権者としての責任は総理にある、と述べています。具体的に、どう責任とられるんですか」

アレ「えーこのたびの、黒川氏の件については(原稿を読む)えー誠に不適切な行為であり、極めて遺憾であります。え、黒川氏を検事長に任命した事等については、法務省検察庁の人事案をサイシュ的(「最終的」のこと)に内閣として、認めた、ものであり、その責任について私にあり、え、ご批判は、真摯に受け止めなければいけないと、考えています。その上で、今まさに、我々には、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するとともに、国民の健康と、ぉー命、そして雇用とぇー暮らしを守り抜いて行くという大きな責任が、あります。行政府の長として一層身を引き締めて、ぇ政権運営にあたることにより、こうした責任を果たして行く所存で、ぇございます」

福島「責任をとるといって取っていないじゃないですか」

福島「持続化給付金についてお聞きをいたします。とんでもないと言う風に思いますが~20億円ぬかれている。サービスデザイン推進協議会、これは一体何なんですか~経産省が関与していたことも明らかになっております~経産省から委託を受けたところ、その先の電通、そこから先の外注~なぜ直接、委託をして、そこでちゃんと仕事をさせないんですか」

アレ「あのー、ぉ今、御質問になったようなですね、個別事業の執行につきましては担当大臣、あるいは担当の省庁をですね、ま、この、問題につきましては、担当である経済産業省をですね、呼んで頂ければ、えー、詳しく、ご説明をさして頂けると、ま、考えています。その上で、申し上げればですね、既に、経済産業省において先週来連日のように、野党PTや国会の委員会において、様々なご質問に対し、説明を行っているものと承知をしております。引き続き、様々なご指摘に対しては必要な情報開示を行う事も含めて、えー丁寧な説明を行わさしたいと、このように考えています」

福島「経産省のひな型では、全事業を再委託してはならないってのがあります。殆ど97%委託してるじゃないですか。総理、総理の見解をお聞きしています。問題じゃないですか?どこにも問題が無い、一点も問題が無いとま、まさに、これは、個別の事業の執行で、えーございますから、えー、この場にですね、えー経済産業省、呼んで頂ければ、その、中身、の詳細についてお答えをさして、えー頂けるところ、でございますが、残念ながら、それをして、頂いておりませんので、今、お答えをさして頂いたのが、私の現時点のですね、認識でございます」

福島「一言も出ないってことは、極めて問題だと思います~総理、先ほど、情報公開も含め、やってもらうと言いました。契約書、出てないんですよ~このサービスデザイン推進協議会と電通の間の契約書、総理の命令で出して頂けますね?情報公開やるとおっしゃいましたね?」

アレ「あのー、いわば今20億円とおっしゃったんですが、その詳細等についてはですね、ぇ関係省庁、ぉ担当省庁である、えーまさに経産省を呼んで頂ければ、詳しく、ご説明をさして頂くところ、でございまして。たとえば今、20億円とおっしゃったんですが、そのうち、15億円以上はですね、みずほ銀行ですか?銀行に、えーいわば、手数料として(笑う)払っている、わけでございますから、そもそも、その前提自体が、えー私はどうなのかなぁと言う、感じが今、聞いていて、したところでございますが、いずれに致しましてもですね、これはケンサン、経産省、をですね、呼んで頂ければですね、詳しくご説明をさして頂けると、このように思います。また、あー様々なご指摘を頂いておりますので、必要な情報開示を行うことも含めて、ま、丁寧な説明を行わさせたいと、このように考えております」

福島「振込料だったら、なんで振込料だけ、ここが払うんですか、変な仕組みですよ。質問に答えていません。で、今、必要な情報開示は行うとおっしゃったので、契約書も含め、早急に出ることを期待しております。総理、2兆円のこの事業、ちゃんと責任もって調査するようにお願いします。~次に予備費についてお聞きをいたします。今回、第二次補正予算は、10兆円の予備費です。次に多いのは、ついこないだ成立した、第一次補正予算予備費1兆5千億円です~10兆円という予備費、これ、なんですか?予算は、まさに財政民主主義で、国会の承認なくして支出できません。10兆円の予備費、国会の承認なくして出すのは、財政民主主義を踏みにじるものではないですか?」

アレ「あのーそれは違います。えー新型コロナウイルス感染症についてはですね、今後の、長期戦を、見据え、状況の変化に応じて、臨機応変にかつ、時期をりっする(?)ことなく対応することが必要であります。えー今後の対応に万全を期すため、第二次補正予算、において、新型コロナウイルス感染症対策、予備費を、10兆円追加する事としたところであります。他方、その使途については、一般の予備費、とは異なり、えー予算総則で、国会の、議決を頂いた範囲に、限定、することとし、えー感染拡大防止策、に要する経費など、新型コロナウイルス感染症にかかる、緊急を要する経費に、限る、こととしているところ、であります。さらに具体的な使途については、政府としては、現時点において、予見を、予見することは困難でありますが、ま、必要な予算に不足が生じた場合に備え、万全の対応をとりたいと考えて、おります」

福島「総理、違いますよ。総則でいくら、この範囲でと言ったところで、国会の審議を経てないじゃないですか。10兆円だったら、第三次補正予算、第四次補正予算、組めばいいじゃないですか。国会の審議を、そこでちゃんとやるべきじゃないですか。この10兆円の予備費、絶対に認めるわけにはいきません。野党としては、これの減額を、強く要求して参ります。
総理、定額給付金の受給権者は誰ですか?」

アレ「あの、、10万円の?あの、、10万円の、て、あの、定額給付金、につきましてはですね、えー、これは、まさに、あの、ぉー、、、市町村がですね、これは、あのぉ給付を行っている、責任をもって、給付を行っている、と言う事でございます」

福島「いや、支給してるのは自治体で、受給権者は誰ですかっ?」

アレ「あ、これはあの、世帯主、でございます」(後ろから教えてもらったのね)

実際のやりとりは参議院インターネットで今でも見ることができます。→ こちら