友達から電話があって、そっちの集合住宅は駐輪場、駐車場、駐バイク場の管理はどうしているの?という。どうやら、自転車とバイクの置き場が、できてから16年の間、うやむやになってしまっていて、はっきりしないんだそうだ。これだけ経っていると、当然住民も入れ替わったりしているから、最初の頃の不文律では処理しきれない。うちは自転車は二年に一回駐輪場の場所をガラガラポンで入れ替えるんだというと、それは良い!という。うちも自転車置き場には四苦八苦した結果だ。置き場のスタンドも上下あるので、子どもの補助椅子をつけたもの、高齢者のものについては優先的にした。その代わり、年に一回の抽選は一仕事だ。自転車を入れ替えることになるし、使う方も慣れるのに時間がかかる。
置き場に的確におけるようにするために、シールを貼っているのが普通だろうが、そのシールに部屋番号を入れないことにした。なぜかというと、部屋番号は個人情報に準ずるというのである。なんでも、狙われていたずらされたと主張する人が出たことがあった。
これだけ多くの人が集合住宅に暮らしていると、その運営はなかなか難しい。報酬をくれても良いじゃないか、という人もいる。これまではずっと無視してきたが、ここから先もそれが貫けるだろうか。