国会でどんな議論がされているのか、はもう面倒くさくて、じっと見続けているわけに行かない。だから、私はテレビのニュースが伝えることで集約しようとしているんだけれど、こりゃ変だなぁと思ったものはやっぱり、国会のネット中継を確認しないと良くわからない。特にNHKは安倍晋三内閣を守るために、野党から鋭く追求されている点についてはできるだけマイルドに、はっきりいえばごまかすという観点で報じている。
昨日の参議院の予算委員会で、蓮舫が北村誠吾をせめて、COVID-19対策会議の専門家会議の議事録が作られていないことについて追求した。しかし、詳細な答弁を見ると、北村がいっているのは、担当する各省庁の判断によっていると主張。じゃ、お前はなんのためにいるんだといわれて、公文書の保存をすすめている、と主張。しかし、これでは全ての記録がうやむやになりかねない。
専門家会議は速記録があったり、なかったりするが、録音があると、安倍晋三が表明。しかし、報じられるところでは、専門家会議の専門家の発言については記録があるらしいが、政府側の発言が記録とされていないという情報もある。こういうところがひとつひとつ、国民の信頼を損ねている要因なのだけれど、彼等はごまかすことができればそれで逃げられると思っているらしいことは良くわかる。こういうところがバカだというところだ。
なお、昨日の蓮舫は高市とのやり合い中、世の中はもうサーバーじゃなくてクラウドだ、という発言があったけれど、表面的にはそうだが、実際は全部サーバーで成り立っているんだね。