ほぼ足りてまだ欲 その先

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平凡社 こころ

f:id:nsw2072:20200816042131j:plain:w360:left この雑誌の存在を知ったのは昨年のこと。「こころ」は平凡社が出している隔月刊の雑誌。創刊当時は「心」だったらしい。たまたま、保阪正康が「石原莞爾」を書いていると何かで知り、さっそく銀座・教文館に立ち寄った時に、一階の雑誌売り場の人に尋ねたら、52号が一冊置いてあった。いや、53号がもう発売になったはずだけれど、お宅にはまだ入っていないの?とお伺いをしたら、店員さんが奥から出してきたという記憶だ。多分ここにそれを書いたかも知れない。
 入手して安心してしまうのが私の悪い癖なのだが、先週これを久しぶりに取りだしてみると、「連載」としてある。ということは、続いて発行された後続号に、その続きが掲載されているということだ。保阪のことだから、これは後でまとめて分厚い「石原莞爾」本として平凡社から出版されるのだろうが、その頃まで私が無事かどうかわからないから、続きを読みたいと思った。それで平凡社のHPを見ると、もうすでに56号まで出版されている上に、その前にも保阪正康原武史と座談をしていたり、半藤一利の連載があったりする。全部一遍に揃えたいくらいだけれど、そうもいかない。とりあえず5冊をAmazonでポチった。もののついでで、創刊号を日本の古本屋で見つけたので、これもポチった。そのうち来るだろう。
 また、病気だな、これは。

 次の57号はなにが特集なのかと、最新号の56号の最後の頁を見て、驚いた。なんと次号57号でこの雑誌は休刊だという。絶句。