クリスマスは12月25日と決まっているので、週末ではない日が当日になることはしょっちゅうです。そんな時は、師走の忙しそうに車や人々が行き交う街中を気持ちよく帰ってくることができます。週末に当たってしまうと、普通の日曜日と同じように、街のお店が閉まっていて、つまらないことになりますが、そうでない時には、お店が普通に開いています。それで、例年は築地木村屋によって、ずっしり重いあんパンを買ってきます。だからうちではクリスマスはあんパンの日でもあります。Facebookがかつてのあんパンを思い出させてくれます。
当然キリスト教が主流の国では休日になっていますから、街の雰囲気はいつもの日曜日と変わらないわけです。だから日本に帰ってきて最初のクリスマスの日は、なんだか街を歩いていても、ひとりだけ取り残されていたような気分がしましたねぇ。あ、それは現役を退いていたから礼拝に出ることができたということでもありますな。
日本のイブの礼拝は皆さん仕事が終わってから出席されるので、多くの人が集まりますが、当日の礼拝は、平日だと出席者は休みに入った学生と、ずっと休みの年寄りばかりなので、空いていて、なんとなく祭りの後の雰囲気が漂うのが常でございます。
本当はイエスの誕生日はこの日ではないはずだという説が飛び交い、さもありなんという気がしますが、とりあえずイエスがこの世に遣わされた記念日だと思っています。だから、イースターの方が数倍、数十倍大切ですね。