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志ん朝

増補新版 古今亭志ん朝: 落語の申し子 (文藝別冊)

増補新版 古今亭志ん朝: 落語の申し子 (文藝別冊)

  • 発売日: 2019/09/11
  • メディア: ムック
 KAWADEムックの文藝別冊「古今亭志ん朝」は2014年に発刊されたものですが、2019年に増補新版が出ています。この増補新版の意味はと云うと、先日NHKの「アナザーストーリー」で触れていた2001年雑誌「東京人」に掲載された現林家正蔵(当時こぶ平)との座談の未収録部分が掲載されていたり、杉浦日向子との蕎麦談義があったりして、これはなかなかのもので、どこか旅に出た時かなんかにどっぷりと志ん朝に浸かる、なんてぐあいに読みたいなと思っているんだけれど、その「旅」にいくわけにいかないという実にどうしようもない状況におりますねぇ。

 今日のNHKBS1スペシャルで「決断の冬、浅草〜下町経営者と信用金庫〜」で、朝日信用金庫と「浅鳥・月見草・蔵」「常磐堂」が出てきて、コロナの苦境を伝えるんだけれど、こりゃどうにもならないんだよなあ。これだけ観光客が来なくなったんだから、こういう観光客で持っていた業界は瀬戸際に立たされているよねぇ。なんだかんだいっても、人が来ないんだから。今日はそんな状況だから、友達の店に買い物に行った。とはいっても私なんかができることといったら、千円の天丼弁当を買って、5百円の瓦せんべいを買うだけなんだよな。話にも何にもならないよ。伝法院の通りのメンチカツ屋くらいじゃないの、廻りに立って食べている若者がいるのは。あと行列ができてたのは中央通りの中華屋だけだった。あそこは餃子がテレビに出たからね。そうそう、テレビ出に出るというのは重要で、ひさご通りのフルーツパフェ屋さんは今日も外でお客が待っていた。テレビに映るってのは重要みたいだねぇ。なんたって若い人たちが来るよ。
 
 そろそろ大規模修繕だ。息子が片付けの手伝いに来た。