ほぼ足りてまだ欲 その先

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志ん朝

 もう志ん朝師が他界してからそろそろ15年経とうというんでございますよ。驚きでございますよねぇ。こんなことを毎回いっておりますが。享年わずかに63歳でございますよ。もはや私みたいなその辺の小汚い爺はとっくにそんな年齢を過ごしてございます。63歳なんていったらその辺の小僧ですよ。そんな年齢で死んじゃった。なんということでございましょうねぇ。才能のある人は早死にでございますねぇ。若いときからモテモテの人でございましたねぇ。役者になりたかったそうですが、役者もやっておられましたよねぇ。NHKの「若い季節」なんぞにも出ておりましたよ。なんたって忘れちゃいけないのは「サンデー志ん朝」でしたよねぇ。
 で、先日「志ん朝 東宝」という12枚もののCD集を買ったというお話を書きました。すると、あっというまですが、9月には日本コロンビアから「古今亭志ん朝 県民ホール寄席」ってぇのがでます。1981年から2000年にかけての録音で会場は神奈川県民ホールだそう。CD20枚。40席。なんと3万円+税。参りましたなぁ。爺の懐を各社狙っておいででございますなぁ。演目はあっちのCDにあるのと一緒だといいながら、この噺家の枕が毎回面白いもんだから、聴きたくなっちまう。我慢かな?我慢ねぇ?我慢だろうなぁ。
(写真はその日本コロンビアのCD集の表紙から拝借しています。宣伝しているから許してね。)