ほぼ足りてまだ欲 その先

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落語の話

f:id:nsw2072:20210417024233j:plain:w360:left 昨日のラジオで神田伯山がリタイアした56歳男性が相談した「これからなにをやっていこうか」に対して、落語に一歩踏み出しなさいとアドヴァイス。まず最初から寄席なんか行っちゃダメだよ!と諭す。まず最初に立川志の輔を5から10本じっくりお聞きなさい、そうすると志の輔が単なるガッテンのMCなんかじゃない、偉大な人だってことがわかります。それから次に故人ではありますが、古今亭志ん朝さんをお聞きなさい。志の輔は富山の出身ですからそれなりですが、志ん朝は生粋の江戸の生まれですから、きっぱりした江戸の言葉で、さすがに名人でございます。そこから今度は、これもまた亡くなった人ですが、三遊亭圓生大名人を聴くのです。何しろ「圓生百席」というシリーズのものが出ております、そして図書館においてあるところがありますから、これを一年間じっくりとお聞きなさい。そこからだったら、志ん生なり、談志なり、に行ってよろしうございます。これが落語好きのエリートコースですよ!といったのね。
 いやぁ、ビックリしたんですよ、神田伯山、わかってんなぁ、さすがじゃないか、これまでこのクソ生意気な講談のガキは鼻持ちならねぇなぁと嫌っていたんだけれど、これで一気に株が上がってきましたよ。
 しかも私は知らなかったんだけれど、圓生百席のジャケット写真は篠山紀信だってぇじゃないですか。よぉし、許す!神田伯山、わかってんな!