20年前に手放して以来、車を持っていない。DATSUN SUNNY（ネイビーブルー）→VW Beetle（スカイブルー）→日産バネット（ネイビーブルー）→TOYOTA CAMRYステーションワゴン（赤）→三菱RVRと（ネイビーブルー）都合5台に乗ったことになる。特筆すべきはバネットだろうか。多分1981年頃に初めて新車を買った。前にもあとにも新車に乗ったのはこれだけ。自家用車にワンボックスを買う人はとても珍しかった頃だった。知り合いの中でもワンボックスを自家用で乗っていたのはひとりしかいなかった。「なんか配達するの？」と皮肉交じりに云う人が多発。これのおかげで幼かった子どもたちを草津の山の中に連れていってキャンプをすることができた、職場の旅行にも貢献した。
中古の赤いカムリ（日本ではセプターと呼ばれていた）のステーションワゴンを買ったのは豪州にいた時だけれど、車がなければ暮らせない環境であり、仕事関係者の送迎も必要となる仕事ながら自己負担ですぐに購入しろと言われた。それでも好きで行ったんだから仕方が無いと自分で気に入った中古を買った。あとで、なんで赤なんだ、なんでステーションワゴンなんだと文句を言う奴がいた。自分の金で何を買おうと勝手じゃないの。バカかと思った。こいつはふざけた奴で、着任する時に、あれを買ってこい、これを買ってこいとリクエストしてきたので揃えてやったら、「ひとつくらいプレゼントしてくれたって良いじゃないか！」と逆ギレしたバカだ。
RVRもお世話になっていた車の修理屋さんにこんな値段で車を探してくれと頼んでおいて、帰ってきてから乗った。面白い車だった。一応四駆だったので燃費は良くなかった。数年後に引っ越したときに、もう車は要らないといって、友達にあげてしまった。そうしたらただ貰ったんじゃ、後々気分が良くないからと云って、7万円分の商品券をくれた。それ以来車は持っていない。年に一度、山梨の墓参りから長野の友人のところへ行くのにレンタカーをしてきた。去年、初めてCOVID-19のせいで行かれなかった。今年の夏にいつものように出かけられるかどうか、可能性は高くない。そろそろレンタカーの運転も諦めなくてはならないかも知れないなぁ。
