ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

尾籠な

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多分百回話かも知れません。

 尾籠なお話でなんですが、日本のパブリック・トイレなるものは実に高級になりましたよねぇ。
ちょっとしたショッピング・センターでも、はたまた都営地下鉄の駅でも、トイレは綺麗なウォシュレットになってございますよ。
驚きでございます。
ちょっと前まで、と申しましてもま、ま、20年ぐらい前までは国鉄の駅の公衆トイレなんぞ、今の若い子が見たら卒倒しそうな汚さでございましたでしょ?(あ、卒倒がわからないかもしれませんね)
もう、思い出すのもイヤでございます。
それが今では、全然抵抗なく、利用できます。
変われば変わるものでございますねぇ。
上野公園なんかのトイレだって、そりゃどこかのホテルのトイレに比べたら数段劣りますが、それでも世界に冠たる公衆トイレだと、私は断言してしまいますよ。
今はどれほど変わったのか見に行きたいくらいですが、豪州の都会の郊外にいくつもある大きな公園のトイレは、どれもこれも便座がなくなっていました。だから大変です。
そりゃ20年前の話ですから、もうすっかり綺麗になっているに相違ないでしょうけれど。
それはそれは美しいビーチと芝生の海沿いの公園なのに、もうトイレはガタピシでした。
そういう文化、それでかまわないと誰もが思っている、というような文化なんですかね。

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そういえば、おフランスはパリの洒落たカフェのトイレは、満足に鍵がかからないなんて気にしていなかった。
だから足の先で扉を押さえていた、なんという記憶があります。
米国の某田舎町のショッピングセンターは、鍵を持っていかないと、トイレに入れませんでした。
イタリアの田舎のカフェではトイレを貸して!というと、大きなボールがキーホルダーになった鍵を貸してくれました。
もちろん、あっちでもこっちでも50セントを入れないと使えないトイレが普通でした。
おばさんが小さな机の上にお皿を置いて、そこにコインを置くのを見ていたところもありましたねぇ。

マレーシアのショッピングセンターのトイレにはシャワーのようなものがついていて、使い方がわからないので、逃げてきたこともあります。
砂漠のオアシスにあったガソリンスタンドのトイレは思い出したくもない・・・。

改めて思うんです。
こんなにトイレが綺麗な国は他にはありませんよ。
(行ったことがない国を除く・・・かなりな数に上る・・・)
シンガポールくらいかなぁ。