ほぼ足りてまだ欲 その先

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代替わり

つれあいの実家から随分公式の挨拶状が届いた。
一体何やらんと見たら、実家の店の代表が代替わりするという正式挨拶状だった。
義弟がこれまで三代目として代表を務めてきたけれど、彼の長男、といっても一人っ子だ、に代替わりするという。
ま、70歳を超えたんだから、もう良いんじゃないかという気もするが、身体もあんまり芳しくないからなぁと、つい先日、思っていたところだった。
その横に役員の名前として、見慣れない二人の名前があって、一人は苗字が実家のそれだから、たぶん親戚の誰かなんだろう。
もう一人は全く知らない。
実家までは歩いても15分くらいだけれど、もう親が他界してから四半世紀くらい経つから、あんまり足を向けず、年末に線香を上げにいくくらいのものだった。

昔は、それでも店にひょいと顔を出すと、必ず顔見知りの店員さんが誰かいて、言葉を交わしては、欲しいものを貰ってきたりした。
しかし、もうそれもできかねる。
「何だ、あの爺さん」と云われるに決まっている。

それにしてもまるでお得意さんに出すような挨拶状だったなぁ。