中国政府は、中国と台湾の対立をあおったなどとして、台湾の首相にあたる行政院長や外交部長らの中国訪問を禁じるなどの制裁措置をとると発表し、台湾が欧米に接近する動きに強く反発（産経新聞2021年11月6日 7時07分）
私は産経新聞を新聞だとは思っておりませんが、わかりやすい記事でしたので、引用しておきました。
中国がなんで台湾にそんな偉そうな態度を取るんだと思いますよねぇ。
中国は台湾は中国の一部だと言い張っているわけですが、台湾は台湾であって、中国なんかじゃない、と思っていますがね、私は。
一方、戦後、国民党が独裁的政権についていた頃は台湾は中華民国という国家だとし、大陸中国は本当は中華民国であって、今は一次的に匪賊によって占領されているんだとしておりましたね。
それは蒋介石が毛沢東に蹴散らかされて、膨大な財宝と友に台湾に逃げ込んだからであって、それ以前、台湾は日本の植民地になっておりました。帝国大学のひとつとして台北に帝大があったくらいですからね。
私は大日本帝国が侵略する前の台湾が本来なんだと思うのですが、それはどんな状態だったんですかねぇ。
その前は清朝が統治したと云われているけれど、それは17世紀の話で、その前は当然明朝が来ていたらしいですね。
その前はオランダが来ていたので、フォルモサという呼称が今でも残っておりますな。
しかし、その前に中国大陸から人が来ていたようでもありますな。
だからといって、今でも台湾が中国のものと主張することが許されるんだとするとですよ、日本列島だって、朝鮮半島だって、みんな中国のものだってことになっちゃわないですか？
そんなことを許したら、先住民族はアリューシャン列島を通過してアジア大陸から移動してきたんだと云われている北米だって、中国のものだということになっちまいやしないですかね？
それくらい、許しがたい論拠ではないですかね？
かくいう日本は台湾にいろいろ不当な力を及ぼしてしまいましたよねぇ。
パリ万博に台湾の先住民の人たちを連れて行って、見世物にしたという話もありますね。
