70万人もの死者が出ている訳ですよ、アメリカの国全体で。
これって、おおごとですよね。
それでも「人権の侵害だ」といって反ワクチンのデモが大がかりに行われるというのは、私にはどうしても理解ができないんですよ。
「ワクチンを打っているか、短期間に二度のPCR検査でネガティブになっていないと」あそこへも行けない、ここへも入れない、仕事ができない、というのは選択的生活を脅かしているという、あの人たちの論理を理解出来ないんですよねぇ。
テレビのニュースを見ているとそのデモでは誰一人マスクをしてはいませんよねぇ。
京王線の中でライターのオイルに火をつけて刃渡り30cmのナイフで人を刺したあの男は「ジョーカー」に憧れたと云うんだよね。あれは憧れる対象ではないのだよ。そこへ陥落してしまった自暴自棄精神状況なのであって、悪だろうと難あろうと「カリスマ的」な存在たり得ないのだよ。そこが彼の論理が破綻しているところなんだけれど、その「ジョーカー」の説明を「何人もの人を無差別に殺した男」と云うだけの説明では、全くあの映画の「ジョーカー」を説明していないんだよなぁ。あの事件について云うと、そこは肝心なところではないから、まぁ良いかという気にはなるんだけれど、一本の映画を曲解させる説明をつけたままなのは、どうかと思うわけだよなぁ。
