ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

マイクと

有楽町の鉄道のガードはよく見ることがない


 先日Zoomでとある集まりに参加していた時に、発言しようとしたら「声が小さい」といわれたのです。ウェブカメラでこっちの声を拾っているはずで、それまではなんともなかったのに、前回に続いて、声が小さいといわれたのは二回目だった。サウンドの入力出力もそれまで使っていたときと設定は変わっていないし、点検してもなにがうまくいっていないのか、良くわからない。web cameraに近づいてテストをすればちゃんと出ているし、web cameraの設置場所も前と変わっているわけではない。確かに安いものだからかんたんに壊れちゃうのかもしれないけれど、近づけば出るのだから、なんとも不思議だ。

 ではカメラを買い替えてみれば良いのかもしれないなぁと思いながら、家電量販店(ま、平たく言えばビックカメラ)に行く。Nojimaが一番近いんだけれど、近くのNojimaへ行ったんでは散歩にならないし、なによりあそこは品数が少ない。
マイクがつきでているヘッドセットでもっとも安いものを買う。それでも2,300円くらいする。しかし、Amazonで見ると1,900円くらいで買えちゃう。もちろん中国製。かつては量販店は安かったんだけれど、ポイントがつく分、もう安くはないのだよね。bluetoothのトランスミッターをテレビ用に欲しいなぁと思ったんだけれど、Amazonなら5千円台で買えるものが6千円台になるのではやっぱり、買い控えてしまう。テレビの音を手元で聴きたい。だんだん聞き取りにくくなりつつある。高田純次のコマーシャル通りなのだ。しかし、あのスピーカーは3万円近くする。手が出ない。

 今日が年末ジャンボ宝くじの最終日で、数寄屋橋の交番の裏の西銀座チャンスセンターにはやっぱり行列ができている。それでも、首都高の下辺りで行列は終わっていて、大したことないんだなと思ってよく見ると、その行列は横5列くらいになっている。前回通りかかったときは、その行列はマリオンの阪急メンズ館をぐるりと回って裏まで伸びていた。前後賞合わせて十億円、なんていっているけれど、この際、そんなに一等に当たらなくていいから、前後合わせて一千万円くらいで沢山の人に当たるようにしてくれたほうが良いのになぁと思うよね。それよりもまず消費税を廃止して、物品税と特別料飲税の昔に戻してほしいものだ。

 六丁目の表通りにあった杖の「タカゲン」が一丁目の裏に引っ越していた。八丁目の天國もとうの昔に裏通りに引っ越していたが、どんどん表通りが見知らぬとんと縁のなさそうな横文字の店ばかりになりつつある。なにしろなんと読むのかわからないものばかりだ。もう立田野だってないんだし、教文館がいつまであそこでいられるだろうか。一丁目の裏にあったMontrealの革鞄やさんもいつの間にかいなくなっちまった。鞄といえば銀盛堂は面白かったなぁ。

 帰りの地下鉄で、優先席の一番奥に若者が座っていて、その隣だけしか空いていないので、仕方がないからそこへ座る。彼の鞄の紐がだらしなく伸びていて、その上に座ってしまう。立ちあがって払いどける。次の駅で私の隣が空いた。しかし、私は動かない。彼は動けといわんばかりに体を広げようとする。私は動かない。その次の駅で向かいの椅子ががらんと空く。彼はとうとうそこへ動いて、これみよがしに足を組んで1.5人分を占拠する。バカなガキである。私はそれでも動かない。
 次に乗ったバスが珍しく混んでいた。ふたつ目でたくさんのジジババが降りた。座りに行こうとすると押しのけるやつがいる。年端の行かない女子高生である。彼女が座った後ろの中年の女性が席を譲ってくれる。そこへおばあさんが乗ってきたから譲ろうとすると「すぐにおりますから」と断られた。譲ってくれた女性に「ありがとう」といって座る。できるだけ早く席を返したかったので、ひとつ前の停留所で降りて「助かりました」と返すことができた。