ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

失礼だ

 土曜日のテレビと言えばTBSの報道特集だが、なにを考え違いをしたのか、TBSはこの番組から金平茂紀を降ろした。しかし、大きな抗議が起きなかったことが不思議でしょうがない。NHK国谷裕子を降ろしたのが2016年の1月である。菅義偉のインタビューで国谷がした質問にあのバカが激怒したんだという。政治家というのはまともな質問に対して、自ら相対する答えができないのであれば、政治家失格というしかない。あいつは政治家として全く未熟であった。では彼はなんだったのか。単なる選挙屋だったのだ。いや、彼に限った話じゃない。ほとんどの自公維国の国会議員、地方議会議員はただ選挙に勝って生き残る、つまり失職しないようにするだけの「選挙屋」でしかない。日本には間接民主主義というのは全く成立していないといってもよいだろう。適当にやっておきゃ良い主義みたいなものだ。
 昨日の「報道特集」を録画してみた。なぜ録画をしてみるのかといえば、その時間に寝ていたり、なにかにかまけているからだ。夜中になって録画を見るのが習慣になった。つまらんところを飛ばすことができるのが、録画の良さだろう。
 中国はコロナゼロ路線を突っ走っていたが、突然コロナ解禁としたのが年末だった。おかげであちこちでコロナ感染が爆発的に広がり、中には住民の8割は感染しただろうという地区だってあるという。それで日本や韓国は泡を食って、中国からの入国に厳しい検疫措置をした。すると中国はその報復措置だといって、日本、韓国に対し入国ビザどころか、トランジット・ビザまで発給しないといい出した。空港で日本に入国してきた中国人の高齢夫婦がインタビューに答えて「入国手続だけで4-5時間も掛かった。中国人に対して失礼だ!」と怒りを表明した。なにをいっているんだこの人達は、中国の感染蔓延状態を知らないのか、と思ったが、多分30年ほど昔の日本人も、こういう状況でないが、日本人団体観光客の入店を制限したというような店に対して「失礼だ!」と息巻いていたことをふと思い出した。彼らがこの30年の遅れを今取り戻している間に、日本はそれどころではない経済状態に落ち込んでしまったことをまざまざと教えてくれている。

 今日から現地ではNFLのプレイオフが始まる。最初がSan Francisco 49ersとSeattle Seahawksの対戦で日本時間では朝の6時過ぎからだ。現地は大雨だといっている。