明日も行くんだけれど、あきばから浅草橋まで歩いてみた。
地下鉄でいったら、総武線で行ってもたったの一駅だね。
昔はこの辺をタクシーで通り過ぎているだけだったのだ。
歩いてみたら、もう全然わからないのだ。
辛うじて、バブルの時にたった派手なビルだけは見覚えがあった。
このへんに系列会社のビルもあったはずで2-3度来たことがあったけれど、もうどれだかわからない。
ひょっとするとスクラップ・アンド・ビルドされちゃってる可能性があるね。
日本のデベロッパー（というと聞こえは良いが、地上げ屋）はちょっとまとまったスペースや容積率の高いところがあったら、すぐさまビルを建てちゃうからね。
そういえば、就職直前にどなたかにご紹介いただいて、この辺にあったフォーマル・ウェアの会社でスーツを作ったことがあるなぁ。
新入社員のくせに、イージー・オーダーってやつだったのだろうか。
もっとも、今みたいにレディ・メイドが充実してないものな。
今の人達は入社式で全員が黒いスーツを着ている写真を見るけれど、あれが一番安いのかな？
私達が就職した頃は、入社式のスーツも色柄様々だったなぁ。
赤坂の「都市センターホール」で全体の入社式があったけれど、何をやったのか、殆ど記憶にない。
今年の伊藤忠商事の入社式みたいなピアノとダンスはなかったことは確かだ。
三々五々赤坂見附の地下鉄の駅に向かって坂を降り（まだ有楽町線なんて走ってなかった）見附の駅の傍の喫茶店で一緒になった連中とお茶を飲んだ。その時以来20数年間同じ社内にいても殆ど逢わなかった同期の男と、バブルの頃、社内で取引することになるとは思いもよらなかった。
気の向くままに神田川のアッチやこっちを歩くと、すぐさま浅草橋の駅に到着する。
総武線と浅草線の乗り換えがあるからか、結構乗降客がいる。
秋葉原から浅草橋までの総武線の高架の下には様々な店が入っている。
「餃子の王将」は今でもそのままあるけれど、他は随分代替わりしているように思える。
しかし、昔のことをよく覚えていないから、見分けがつかない。
神田川は深い下水路みたいな感じで、なんの風情もない。
