ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

ミモザの種


 花が終わってしまうとあれだけ立錐の余地もなさそうだったさしもの蔵前神社もほとんど人はやってこなくなって、ガラガラになる。
皆さんの興味はあのあと櫻へいってしまい、今では何から何まで咲く花がどんどん咲いて、あのときのミモザのことなんてもうお忘れである。
行ってみると、まるでいんげんの出来損ないのような、ミモザの種がぶら下がっている。ここからもっと大きく成長して最後は弾ける。
神社の奥さんによれば、だから、早めに取れるところは取っちゃうんだけれど、それでも弾ける種はあるわけで「ほら、そこに芽が出ているでしょう?」といわれてみると、なるほど砂利の間に小さな、だけれども一人前のミモザの葉っぱが出てきている。ここのミモザはそれくらい元気なんだけれど、樹齢がそんなに経っているわけではないので、まだ若いのである。枝が大きく張り出しているので、植木屋さんに頼んで、支柱を立てて、そこから麻ひもで何本かの広がった枝を引っ張って支えるようにしてもらったそうだ。それは随分費用がかかったそうで、今日はお賽銭を入れて辞した。

 もう本を買うのはやめようと思ったのに、月刊誌を買いに丸善へ行ったら、かねて噂に聞いた本が出ていたので、つい、買ってしまった。また散財をしてしまった。

イースター、おめでとうございます。