ほぼ足りてまだ欲 その先

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荒れる2024年

 昨日からの能登地震はどんどん揺れに揺れ続けて、夜が明けてみるとあちこちでぺしゃんこになった古くからの木造家屋、横倒しになった輪島塗の会社のビル、そしてそれに押しつぶされた家屋、あちこちで上がる火災の煙。1995年の関西地震やら、2011年の東日本地震を思い出させる光景がテレビに映し出されて、辛いことがまた始まってしまったと重い気持ちになる。

 能登へ繋がる道路はすべて寸断されていると報じられていて、その上海路は地震余波で油断ができない。こうなると空路しかない。こういう時のために自衛隊は存在価値がある。ということはつまり、軍隊ではなくて良いのであって、重装備の「災害救助隊」であればそれで良い。戦車やミサイルは一体いつ役に立つのかといえば、金輪際そんな場面はやってこないのであり、むしろ必要なのは、どんな悪路でも進行が可能で力のある株式会社モリタが作っているレッド・サラマンダーである。一台たったの一億円くらいらしい。戦闘機F15は200億円くらいするというのに、たったの一億円だよ。やすい!

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キッチンカーやお風呂車、大量のテント、当座役に立つ装備を輸送できる航空隊を構築した「国際災害救助隊」に改編しよう。どんなに平和の維持に貢献できるか、その役割は想像を超えるだろう。もうこういう事を言い始めて何年も経つが、SNS上では同様のことを提唱する人が目につくようになってきた。本気になって実行する政治家が出てこないもんかと思っているんだけれど、やるとしたら、多分山本太郎だろうか。


 家族が集って、久しぶりにみんなで夕飯を食べているとテレビに映ったのは羽田空港日本航空の旅客機が炎上する姿だった。思いもよらない光景だった。海上保安庁ボンバルディアとぶつかって炎上したといっている。海上保安庁の6名の乗組は全滅に近いが、JALの飛行機からは全員が脱出したという。なぜ両機がぶつかったのか。管制塔の不手際なのか、さもなければ、どちらかの飛行機の不手際なのか。信じられない事故だ。いよいよ日本の基礎構成力が破綻をきたしているのだろうか。


 これまで毎年印刷してきた年賀状用の謄写版印刷がとうとううまくいかなくなってしまった。新規の道具はもはや売っていないので、誤魔化し誤魔化し使ってきたけれど、これで断念せざるをえないようだ。ほんの少しの枚数だけれど、手書きに移行するかと寂しい。本人も老朽化してきたが、周りの品物もそれぞれ老朽化してきている。