銚子の港の水深が1mから5mも浅くなってしまっているので、船舶は航行に注意しろという警告が海上保安庁のHPに出ている。そういえば何日も前から三重の二見浦の潮位が引いていて二つの岩の根本が露出しているんだという報道があった。日本が隆起しているということなのだろうか。不気味で仕方がないが、テレビではほとんど聴いたことがない。尤も近頃じゃテレビはほとんど見ないけれど。
何かがあるんだとしたらそれは多分地震のようなことなんだろうけれど、だからといってすぐさま逃げ出すことができるのかといったらほとんど可能性はない。ということはどういうことかというと、そのままそういう事態がやってくることを受け止めるしかないということだろう。ましてやもうすでにたくさん存在する核燃料もその地震の前にどうにかできるのかといったら、これまたどうにもならないのだろう。なにしろ政府自身がまだまだ動かすんだといっているくらいなのだから、それを始末するなんてことはないだろうし、新たな地震に対して根本的に備えるという方向に切り替えるということを決断していない。
こんな大事件を引き起こしてしまったにもかかわらず、経済のためだったらといって命より金を選択するというのだからもうどうしようもない。それにしても、原発を動かさないと日本の経済が破綻するという論理はどのようなものなのだろうか。米倉経団連会長にしても、石原慎太郎にしてもその根拠を語っていない。