天気晴朗なれど、風強く、北西から、いやはや冷たい風が吹き付けてきます。小さな婆さんくらいだったら平気で吹き飛ばされそうなくらいの風です。だから、爺さん婆さん、バス停でも建物の影に隠れていて、バスが近づいてくるとワラワラと出てくるものだから、うわ、何だこんなにいたのか、と驚きます。
区の「老人福祉センター」へ行って4月からのヴォイストレーニングの申し込みをした。定員が20名だと書いてあるんだけれど、これまでの常連さんとかがいて、多分外れるんじゃないかなぁ。それにしても、未だに「老人福祉センター」なんて名前なのが驚くよね。「良いですか、ここに来るのは老人ですよ」と宣言されているような気がいたします。ま、もちろんこっちは老人だけれどね。
1,350円の床屋へ行きます。それでなくてもほとんど髪の毛なんて残っちゃいないんだけれど、残っている髪は生意気に一丁前に伸びてくるんですね。それが伸びてくると、結構無精者の爺さんに見えます。ま、実際無精もんなんですが。しかし、床屋さんにとっては非常に効率が良いのですね。あっつう間に終わります。帽子を被ると、ちょっとブカブカ気味になります。
隣の区の図書館へ、いつもの逆ルートのバスに乗ります。とても新鮮です。思いも寄らない新鮮さです。5冊借り出しましたが、そのうちの二冊が嘘のような分厚さで(分厚いからこそ借り出している傾向ですが)、よいしょ、よいしょと半分担いで遠回りバスに乗って戻ってきました。やれやれ、と楽しみです。