ほぼ足りてまだ欲 その先

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菖蒲園

きっとこれでもまだ最盛期ではないのだろう

 今日の菖蒲園は金町からバスで行った先、広大な水元公園の中にある花菖蒲園にした。ちょっと暑いかなぁと思ったんだけれど、程よい風が吹いていた。日陰に入ると、その風と相まって、むしろ快適である。ただし、日向は暑い。そんな日向のベンチに年の頃なら60代半ばと思しき爺さんが上半身裸で仰向けに寝っ転がっている。人から見えないところでならまだしも、そんな爺さんの裸を晒されて、本当に人迷惑である。気持ちが悪い。花菖蒲が艶消しになる。

 それでもここの勝負は育て方が全然違うのか、はたまた種類が違うのか、先日の小岩菖蒲園の花に比べると、背丈は高いし、花の咲き具合がもう全然比較にならない。月とスッポンだ。小岩菖蒲園に入ってきたお爺さんが「水元公園の方が・・」といっていたのも無理はない。私は、よくいうよ、と思っていたんだけれど、これを見てしまったら、いや、全然異論はない。

 月初の木曜日だから、当然なんだけれど、見物人はもちろん爺さん婆さんばかりである。しかし、ここでは先日の小岩菖蒲園におられた、プロ球のカメラを抱えた人はほとんど見なかった。そういう人たちは週末に来られるのか、それともここでももっと良いところがあるのかもしれない。ほとんどの人がスマホで撮っている。今時のスマホはすごいからねぇ。Leicaスマホまであるくらいだから、油断はできない。

 今年の菖蒲はもうこれで十分じゃないだろうか。次は上野不忍池のハスの花だろうか。