ほぼ足りてまだ欲 その先

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追跡調査の意味

文化庁の「令和5年度国語に関する世論調査」というのが発表になった。5年に一回調査をしているそうだ。ただし、2023年の調査はそれ以前と比べて郵送法を取っている点が異なっている。それまでは面接聴取法だったそうだ。

1カ月で何冊読むか尋ねたところ、「読まない」が62.6%で最多。「1-2冊」が27.6%で2番目に多く、「3,4冊」(6.0%)、「7冊以上」(1.8%)、「5,6冊」(1.5%)だといっている。
 そうかといって活字を読んでいないかといったらスマホやパソコン、タブレットなんかで読んでいるわけで本だけが活字じゃない。
 
 世代別に一ヶ月の読書量を同じ様に提示しているそうだけれど、60代以上の「読まない」が若い世代よりも高いという比較に疑問がある。高齢になると当然読書メガネ、要するに老眼鏡、が必要となるので、それをかけにくい状況では読まなくなる。子供の頃、あるいは20代ころまでのように寝床やそのへんに寝っ転がって読むのは読みにくいのである。HAZUKIルーペだって読みにくい。したがって時間的に制限ができるわけで、彼らは多分子供の頃、あるいは青年期に今のそれよりも読んでいた可能性がある。このへんは追跡調査をやらないと傾向をむやみに比較することに意味がない。

 個人的にいうと、ここに来てめっきり読書量が低下してきている。集中力がなくなってきたこともあるし、短期的にいうと、時間的に制限ができてきてしまっていることもある。テレビも、特にMLBが面白いしなぁ。

 大谷翔平の50-50でもはや国をあげて大騒ぎである。良く岸田文雄国民栄誉賞だと騒がないもんだ。

 岸田文雄長崎県知事、長崎市長と面会をしたが、国が定める被爆援護対象区域の外で長崎原爆に遭ったため被爆者と認定されていない「被爆体験者」について、被爆者と同等の医療費助成を行うとはしたものの、被爆者手帳の交付はしないし、長崎地裁の判決については「司法判断の根拠に対する考え方が、最高裁で確定した先行訴訟と今回の判決で異なるため、上級審の判断を求める必要がある」として、知事、市長の要望を否定した。もう良いじゃないか。苦しんでいる人達が死ぬのを待っているのか、と批判されても仕方がないやり方だ。適当な閣議決定を乱発するのに、こうしたときには理屈が合わないと否定する。腹が立って仕方がない。
 裏金議員をしっかり処分しろ。安倍晋三が音頭を取った旧統一教会との関連をきちんと追求しろ。