ほぼ足りてまだ欲 その先

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なりたかっただけ

 岸田文雄が次の自民党総裁選には出ません、と記者会見をした。そんな記者会見なのに、大きな会場で、取材希望者全員を入れて、エンドレスの記者会見をやったわけじゃない。限られた記者メンバーであっという間に終わる記者会見である。突っ込まれるのが嫌で逃げ回ってきた岸田文雄の総理大臣そのものである。
 麻生太郎と何処かで会談なんてしていたから、何を企んでいるんだろうなぁと思ってはいたけれど、数日前にはバイデン政権には通知をしたんだそうで、宗主国様には義理は欠いていないようだ。
 昨日は麻生太郎は妙な格好で茂木とステーキを食ったそうだけれど、下手をすると茂木が次の自民党総裁になりかねない。とにかく自民党の国会議員は「総理大臣にはなりたい」けれど、「国民のため」になるわけではなくて、自己顕示欲を満たすためだけだから、誰がなってもこの国は良くならない。国民は自己満足のために他を貶めることに必死だ。その点では大日本英国時代と何ら変わりがない。
 岸田文雄は「国民のため」には何もやらなかったけれど大企業と自らのファミリーのためにはやることはやった。外国へ膨大な支援をどんどんつぎ込むというのもあれはほぼ日本の大企業のためにやっているわけで、それが援助先の国に本当に役に立っているかどうか、その点はいい加減である。マスコミはどこもそれを明らかにしない。なぜか。そんなことをやったら日本経済は大騒ぎになるからだ。マスコミが報じなければ国民はどうせなにも知らないでいる。
 首相官邸で家族親族が集まって記念写真くらいは歴代のどの首相もやっているかも知れないけれど、それがすっぱ抜かれても平気でいた岸田文雄はなんも揺らがなかった。なぜか。「首相には成り立った」けれど「国民のため」ではなかったからだ。
 統一教会北朝鮮拉致原発、天災被害、どれもこれも何もやらないままで放りだした。
 それでも日本国民は黙っている。