ほぼ足りてまだ欲 その先

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図書館

足立中央図書館一階に飾られている松尾芭蕉さん。荒川区の図書館でも活躍。


 NHKエンタープライズが2020年に出していたDVD全11巻「日本ニュースが伝えた戦中・戦後」というものが存在することを昨日まで知らないでいて、どこか図書館にないものかと探したら、比較的近いところでは足立区の中央図書館にあるというのを知り、バスで出かけた。このDVDを所蔵している都内の公立図書館は今のところ、港区と新宿区、そして足立区しかない。

 足立中央図書館へ行く路線のバスは一時間に二本は走っているらしいので、家の前を通る都バスよりはまだまし、というくらい。千住四丁目が至近のバス停だとGoogle mapが教えてくれるんだけれど、至近にしては結構距離あるよね、と思ったら現場に行って良くわかった。荒川を渡る千住新橋のたもとに建ったあの高層アパートの下に生涯学習センター、図書館、足立区環境情報プラザ、放送大学 東京足立学習センターなんてのが6階まで入っていて、その上は東京都が全額出資する特別法人東京都住宅供給公社の賃貸住宅になっているらしい。63.79㎡~84.21㎡だというから安くはなさそうだ。21階建て、竣工2020年。
 あ、住宅は私には関係ないけれど。

 利用券をつくってもらって、とりあえず二巻を借り出した。面白いことに足立区の図書館利用券にはデザインが三種類あってそれから選べるというのは大変ユニーク。あんまり意味があるとはちょっと思えないけれど。ネットで予約すると準備できたよ通知には予約した書名が表記されないから自分でウェブサイトのマイ・ページを確認してください、といわれる。これもちょっと珍しい。DVDの貸出のカウンターの職員も含めて全体的に対応が親切だ。どこが受託運営しているんだろう。検索の端末も新しい。

 帰りはバスの時間が良くわからないので、歩いて北千住まで出た。駅まで1kmくらいはあるけれど、街道から奥へ入ると路は狭いし、クネクネしていてどこへ向かっているのか不安になる。新しく建った建売住宅が軒を連ねていて、街道筋はマンションだらけ。週末で人はたくさん出ているんだけれど、特徴的なのはほとんど外国人がいなくて、家族連れが目立つってことかなぁ。なにしろ北千住駅はいろいろ乗り入れていて、交通至便だし、駅の周りにはたくさんショッピングセンターがあるし、洒落た店から昔ながらの飲み屋街からあるから今やずんずん人気沸騰だね。大学も随分進出してきているしね。

 平日にゆっくり安くて美味しいものを探しに来よう。