ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

2005-07-17から1日間の記事一覧

鶴見和子

藤原書店から鶴見和子曼荼羅という9巻組(+別巻外国語論文集)が1998年に刊行されている。近所の図書館では既に前の方が借り出されているらしく、見つかったのは第8巻であった。後藤新平の孫で鶴見祐輔の長女。鶴見俊輔の姉。この一族にはこのほかにもなかな…

宮武外骨

「しばしばこの明治、大正・昭和三代にわたり、反骨のジャーナリストとして、国家権力を相手どり、身を賭してタブーに挑戦、平民主義者としての立場に徹した」(庄司浅水:反骨の人外骨)宮武外骨の著作集を河出書房新社が出版しているのを初めて知る。1986…

外国人介護者

色平哲郎先生が「海を渡ってくる看護師・介護士」という文章を書いておられる。日比FTAにともなって将来的にフィリッピンから看護師、介護士が日本で勤務する日が来るという話。しかし、これは医療や福祉の現場から要望された話ではなくて、金儲けをもくろむ…

大変に失礼な話

石原慎太郎という大馬鹿者がいるが、この品性下劣都知事はこともあろうによそ様のお国の言語にケチをつけるだけでなく、それに応酬していさえいる。ことは首都大の強引な統合から物事が発しているらしい。去年の10月の首都大学東京の支援組織設立総会で「フ…

「酒気帯び登院:与野党申し合わせで決着」毎日新聞(2005年7月15日19時01分)

酔っぱらって本会議場に登院した議員が何人もいて、ふざけるなと問題になった。これって問題にならないと思う時点でもう既におかしな話である。自民党も民主党も同じ穴の狢であって、「これからはこんなことのないようにしましょう!」ってんで終わり。こん…

小さい政府は責任を持たない? 

先日も友人たちと懇談会を持った時に話題となった。どこもかしこも学識経験者の口車に乗って小さい政府を実現するのが今後のグローバライゼーションの鍵だ、なんてふざけた風潮に振り回されている。 郵便事業も民営化するのが良くて、しないのが「抵抗勢力」…

障がい者自立支援法

7月15日にこの障がいを持つ人たちの生活を政府が(ということはこの私たちが)放り出すための法律である「障がい者自立支援法」が衆議院本会議で可決された。知的、身体、精神の各障がい者に該当する人が支援サービスを受ける時に一律一割の自己負担を課すと…