ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

どうでも良いけれど、世論調査

  • NHK民主党25.8%(▼4p)自民党17.1%(▼1p)公明党2.75 共産党は2.1% 社民党1.0% 国民新党は0.2% みんなの党3.5%(△2p) 新党日本は0.2% 「特に支持している政党はない」41.7(△4p)
  • 読売新聞:鳩山内閣の支持率は41%(前回調査(2月5~6日実施)の44%から▼3%)、不支持率は50%(前回47%)
  • 共同通信:支持率は36.3%と、先月の前回調査より5.1P下落。発足時に72.0%だった支持率は半年でほぼ半減。不支持率は3.8p増の48.9%
  • JNN内閣支持率は37.7% 不支持は61.9% 民主支持29.6%(半年前 44.8%) 支持する政党なしが40.1%(半年前27.4%)

 オール検察を使って、ならない問題をなる問題にして来ちゃったし、自民党が地方に政務調査会名で日教組攻撃を強めてきている甲斐があろうかというものであり、その効果は確実に現れているというものである。ま、有り体にいえばこんなものはどうでもよい(どうでもよくはないか)。発足からたったの半年でこの国の人たちは諦めちゃうのである。あんなに騙され続けてきた時は梃子でも動かなかったのにね。こらえ性がないんだなぁ、まったくの話。

Accu Radio

 近頃はiTunesのラジオじゃなくてAccuRadioを聴いていることの方が多いのだけれど、ここのところはそれもBlue Grassを流していることが多い。女性ヴォーカルばかりをながすチャンネルもあってこちらを聴いているとなんとも不思議な気がしてくる。一体いつの時代なんだろうという気がしてくるのだ。70年代のアパラチアンズとかその辺に行っているんじゃないかという気がする。それ位、素朴な雰囲気がなんも変わらないような気がするのだ。多分実際に行ってみればそんなことは全然なくてその辺の日常なんだろうけれど、音楽を聴いている限りにおいては全く変わっていないような気がする。不思議なものだ。なんだかタイム・トラベルしているみたいな気になってくる。
 The Stevens FamilyとかRhonda Vincent & The Rageなんてところを集めて聴いている。彼等のゴスペルはいつまでも心に沁みる。

拳銃

 53歳の石材業を営む伊勢崎の男が一億円の借金を悩んで拳銃で同年齢の妻、20代の息子と娘を撃ち殺して心中したと各紙が伝えている。猟銃で、ではない。拳銃だ。そんな簡単に拳銃が手に入る国だったのか、この国は?遺書があるし、旦那のポケットから銃弾が見つかっているからと警察は心中だと云っているらしい。本当にそんな簡単に、こんなにかっちりと素人が拳銃で心中できちゃうものなの?なんだか米国の話のようだ。拳銃はリボルバーで、火元の寝室には油がまかれていたそうだ。保険金はどうなっているんだろう。

アイスランド 国民投票

 2008年に経済破綻を招いたアイスランド。英国とオランダでは合計40万人もの人たちがその高金利ゆえにアイスランドの破綻してしまったランズバンキ銀行をネット経由で利用していた。そりゃ大変なことになって、両国政府がそれぞれの預金者に立て替え弁済した。で、その両方の政府が今度はアイスランド政府にその分返してくれといっているわけで、そりゃ当然だ。15年間かけて両国に返済する法案が国会を通ったんだけれど、ここで大統領が「それで良いわけ?」ってんで署名しなかった。
 何しろアイスランドと云えば930年頃にすでに民主会議「アルシンギ」が開かれたというお国柄だから国民投票となったんだそうだ。93%の圧倒的な意見で両国に15年間で50億ドルの返済案は否決。返さないっていっている。なんでそうなるのかと思ったら「自分たちの預金が危ういのに、なぜ高利息を狙ってアイスランドの銀行を利用した外国人だけを保護し、その費用負担までしなければならないのか」との不満が噴出したんだというのだ。
 つまり、ハイリスク・ハイリターンを狙っていた連中は破綻しちゃったのはしょうがないじゃないか、という理屈だ。だけれど、そのおかげで結構ハイレベルな生活ができるようになったのはアイスランド国民じゃなかったっけ?という疑問は残る。なんたってかつては欧州一の最貧国と云われていたんだものなぁ。(2010年3月7日22時29分 読売新聞)
 その一方、昔からのイギリスとの諍い関係に輪が掛かっちゃった状況を横目になにやら中国が北極海の資源に色目を使い、この全人口が30万人なんて小国の首都レイキャビックに大きな大使館を建設し、政府間組織「北極評議会」に暫定オブザーバーとして参加し、アイスランドの港湾建設に資金提供したりしてすり寄ってきているんだという。(msn.産経ニュース 2010.3.8 00:33)
 そういえば、2008年に行ったアイスランドで見た東洋人と云えば、日本人の他には香港からの移民くらいだったなぁ。あ、そういえば氷河湖で船に乗った時に明らかに中国人の男連れがいたぞ。

連れ合いへ

 あれからもうすでに37年がすぎて、38年目に入っている。すげぇ調子に乗って口説いてその気にして金のない所帯を持ってからもうそんなに経っちまったのかと思うと驚くねぇ。金がなくても多分ちゃんと給料は出るだろうと固く信じて疑わなかったというのは、時代がそうだったと云うことでもあるけれど、当時はそんなに不思議な思考過程じゃなかったような気がする。だれも、「オイオイ、そんな無茶なことをして大丈夫か?」なんて云わなかった。「ひとり口は食えなくてもふたり口は食える」なんてことをいって不思議な解釈をしていた。年末に所帯を構えてなんだかままごとみてぇなことだったさ。
 それがもうあっという間にこの歳だ。すまねぇことをしたなぁという気にもなろうってもんだ。こっちはもうほんのわずかな愛嬌程度の髪の毛しきゃ残っちゃいねぇし、腹はだぶだぶ、歩けばすぐに音を上げそうだし、電車の中で席を譲られることも数え切れないくらいだ。お前さんはプールに行ったり自転車走らせたりしていても、こっちはどんどん弱って来ちゃう。なんだか悪いなぁ。

もうそんなことどうでも良いのに

 電車に乗ろうとする時に、ついつい、降りる駅の出口に一番近い車両はどれだろうと駅に貼ってある表示を探して、それが見つからないとこの駅は親切じゃない、なんて断じていたりするんだけれど、今は別にそんなに効率を求めた生活なんてしていねぇじゃねぇかと自省をする。しかし、それが意外にそうではなかったりする。なんでかというとできるだけ身体を動かしたくない、そういう意味での効率だったりする。そうでない、不必要なところを歩けば運動になるじゃねぇかと自分で言い聞かせてやったりする。
 乗ろうとしているホームに電車が入ってくる。別に急ぐわけじゃないし、電車が二時間に一本しか来ないわけでもないし、それなのに、なぜか急いで階段を下りていったりする。ひっくり返ったりしたらどうするんだよと云いながら、いやいや、この瞬発力をつけておかなきゃね、なんぞと適当なことを云う。
 もう効率だとか、なんだとかなんていったってしょうがねぇと云うのに、つい云ったり、計算したり、考えたりするのがおかしいなぁ。それでもあといくらもないからそうするんだろうか。