ほぼ足りてまだ欲 その先

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お姫様ドレス

 某新大臣のドレスが方々で話題を提供している。今朝のラジオではかつての某大作家のお嬢さんが話題にしていた。英国の著名な城で催されたイブニングパーティーに出席したわが国の女性の漫画家と女性の作家がやはりそれはそれは豪華絢爛たるお引きずりドレスであった。しかし、そんな大時代的なドレスを着用に及んでいたのは正にその二人だけであったと。その感覚とほぼ同じだという説明だ。テレビジョンのニュースで見た時はあの階段を上がり降りする時にスカートをつまみ上げ、靴で踏まぬように下ばかり見つめ、あげくにペチコート(というのかな?)が見えていた。撮る方もそんなところを取っちゃ駄目だろ。あれは舞台裏なり。
 それに引き替えC W ニコルさんが英国大使館に勲章を受けに出かけた時、彼の装束はといえば羽織袴だったそうである。
 そう、そういえば日本人が洋服を着るようになったのはついこの前の出来事で、私の死んだ親たちの時代は成人する位まで着物だったわけである。生まれてからこの方、多分ほぼ四六時中、一年中洋服で過ごした最初の世代というのは戦後の世代からではないのか?(そりゃ言い過ぎか?)つまり、まだまだ洋服そのものに慣れ親しんでいないということか。
 おまえの格好だって、そりゃ変だぜ、という声が聞こえてきそうである。