ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

カンフェレンス・ファイナル

NFC

 眼が覚めたのを幸いにテレビをつけてみると、Chicagoはグラウンドに雪こそないものの温度は氷点下という状況。しかも雪降り。それでもさすがに超満員。テレビをつけるやいなやChicagoのフィールド・ゴール。その後、ファンブルと判定されたランプレイにNew Orleansがチャレンジ。どうみても膝が付いた後のファンブルで解説の安部奈知は確信を持って「これはファンブルじゃない」といっていたくらいなのに審判の判定はファンブルでChicagoへのターン・オーバー。このあたりでいやぁ〜な雰囲気。その後のファールの取り方なんかを見ていると「あぁ、やっぱりホームタウンが超有利なんだなぁ」と思わざるを得なくなる。それでもNew Orleansは前半の終わり際にQBのBreesからルーキーのWR、Marques Colston(Hofstra University出身)に綺麗にパスでタッチ・ダウン。前半終了してChicago 16対New Orleans 7。
 後半の開始早々にNew Orleansがタッチダウンを上げ、その差わずかに2点に迫る。しかし、自陣のエンド・ゾーンを背負っての攻撃でNew OrleansのQB、Breesがインテンショナルグラウンディングのファウルを取られてなんとセイフティでChicagoに2点がはいる。New Orleansにフィールド・ゴールのチャンスが来るが50ヤード弱のこれが距離が足らずに入らない。波はこれでまたChicagoへと向くのか。連れあいの朝のいつものテレビにチャンネルが移っているあっという間にChicagoが2タッチダウンらしく、14点が加わっていた。万事休すだよなぁと思いながら見ている目の前でThomas Jonesがまたも走り込んでChicago 39 対 New Orleans 14となり、残りわずかに4分。テレビの前から離れる。

AFC

 NHK BS-1は09:05からの生中継だったはずなのに、なんとPGAボブ・ホープ/クライスラー・クラシックがプレイオフ。しかし、こんなことを云っちゃなんだがタイガーが絡んでいるわけでもないPGAを一体何人見ているんだろうと思ったけれど、日本でNFLのカンフェレンス・ファイナルを見る人間よりもこっちの方が多いかぁ。とっくに始まっているだろうにと気を揉みながらチャンネルをいじると、そうだ!GAORAがライブをやっているんだった!

  • と気がついた時には既にNew England 14 対 Indianapolis 3となんだよ状態。
  • そこであっという間にもう一丁New Englandが決めてしまってなんと18点差となる。Indianapolisのファンの歓声にこたえることのできないQBはManning。
  • 前半終了間際にNew Englandがすっかり後ろに引いている状態でエンド・ゾーンにパスを投げる。レシーバーにディフェンスがかぶさる様にして倒れてボールは転々・・・。お!パス・インターフェアか!?場内騒然!フラッグも出る!ところがレフェリーの判定は、「ノー・ファール!」 テレビのスロー・ビデオで見ていると・・・お〜!レシーバーの左足の先が自分の右足のかかとに引っかかって倒れているではないか。Indianapolisはがっくり・・。一方的展開なり。それにしてもこんな時間に録画でずれて中継のNHKって間が抜けてない?

 こうしている間に「ちい散歩倶楽部」が駒込だったそうで、なんと、惜しいことをしたものだ。藍染めの話があったというから、それはきっとあの店のことだな・・。
 後半に入って

  • 3rd Q残り8分ちょっと。14play 74yds 7分を使ってIndianapolisがタッチダウン。まだ諦めていないぞ、こりゃ。
  • 3rd Q残り4分。New Englandのパスインターフェア。残り1ydsからの攻撃でパス成功、Indianapolis:19-New England:21となる。さて、ここでなんとIndianapolisは2点コンバージョンにチャレンジする。解説の河口が疑問を呈する。失敗したら21-19の2点差で終わり、この後全く不利な条件となってしまうではないかと。ところが2点コンバージョンはまんまと成功。なんと同点にこぎ着ける。これが後に効いてくる。アナウンサーが「まぁ、結果的には巧い具合になったようです!」とまとめようとすると、河口は気色ばんで「結果が良ければいいということなんだったら私なんて役は要らないわけでねぇ・・」と不愉快そうな雰囲気モロだし。時には机の影でもろに足掻いていたりするし、今日の河口君はとてもリラックスしていてなんだか友達と一緒に生中継を見ている元プレイヤーという趣が面白い。
  • つぎはNEのQB、Bradyが渾身のTDパス。空中でキャッチしたレシーバーがディフェンスによって外に出される。しかし、これはTDと認められた。ところがIndianapolisがこの判定にチャレンジ。しかし、結局TDが認められてIndianapolis:21-New England:28とワン・タッチダウン差。
  • 4th Qに入ってIndianapolisがファンブルをリカバーしてTD。またしても同点へ。ここからNew Englandの攻撃はビシッ!ビシッ!と決まる。
  • New Englandは残り28yds地点からのフィールド・ゴールでIndianapolis:28 - New England:31とリード。
  • こんどはIndianapolisがロング・パスをばしっと決めて25ydsラインからのFGを無難にきめ、またしても追いつく。
  • 残り4'-14"New Englandが今度は43ydsのフィールド・ゴールでまたまたIndianapolis:31-New England:34と何度目かの3点リード。
  • 残り3'-49" IndianapolisのQBマニングのパスはグラウンドにたたきつける様なパスになったり、大きくターゲットから離れていたりして何か変だ。さっきから気にしていた右手親指がやっぱりおかしいのか。3 playであっさりと攻撃権を相手に渡してしまう。
  • 残り2'-27" New Englandはパスを失敗し、ついにパント。Indianapolisの攻撃は自陣20ydsからであり、多分これが最後のチャンスだ。2min warningを過ぎて最初のプレーでNew Englandはroughing the passerのファウルを取られIndianapolisのパスは成功。
  • 残り1'-02"でNew Englandがタイムアウトを取るが直後にIndianapolisはランニングバックが持ち込んでTD!! この時間でついにIndianapolis:38-New England:34とリードする。
  • New Englandはパスしか方法がない。二つ通した後、三つ目のパスをIndianapolisのディフェンス#28がインターセプトし、そのままフィールドにひっくり返る。下手に走ってファンブルでもしたら大変だ。ついにこの限りないかと思われたシーソーゲームもインディアナポリス・コルツの勝利に終わった。

 やっぱりこの組み合わせは大接戦になって、思った通りに楽しめた。河口自身も「いやぁ、面白いですねぇ!」と本気で楽しんでいた。
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