TBS「サタデーずばっと」で石破vs野党。2003年5月の国会の議論での20万ギャロンに関する回答には間違いがあったと石破が認めるが、これから説明すると言明。2003年5月15日衆議院安全保障委員会、翌日の参議院外交防衛委員会の議事録を見直してみると、こんな具合。
5月16日の参議院では日本共産党の赤嶺議員が質問に立った。
「2月25日に海上自衛隊の補給艦が米軍の補給艦に20万ギャロンの燃料を給油した。この補給艦は同日空母キティホークに80万ギャロンを補給した。つまり、海上自衛隊は空母に間接的に給油した。この空母は25日には特措法が定めている不朽の自由作戦に従事していたけれど、米軍のホームページによれば28日はサザンウォッチ作戦支援に就いている。1日に20ギャロンが空母の消費燃料と聞かされているのだから、不朽の自由作戦以外に海上自衛隊が供給した燃料油が使われているということになるではないか」というのがその質問。
それに対して時の石破防衛庁長官は「日米の公文が交換された上で米軍から戴いている報告ではお約束通りに実施されているということと承知している」というものである。