ほぼ足りてまだ欲 その先

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 昨日は赤坂御苑で春の園遊会なるものが催されたのだそうである。その園遊会がどんなことをするものを指すのかは全く縁遠いものには分からないけれど、どうやらテレビで見る限りは野外で整列して陛下ご夫妻がまわってこられて何かひと言二言話しかけられるというものの様に見える。それにしても何人整列しているのか知らないけれど、一人ひとりにその人なりの話題をかけられるというのは一体全体どんな仕組みになっているのだろう。事前に大変に勉強をされるのだろうか。私の様にひながテレビで芸能ニュースを見ていれば芸能人のことは分かるだろうけれど、学者や邦楽の権威、あるいは絵画の巨匠、なんて全く分からない。大変な公務なんだろうなぁ。なにしろ河野太郎麻生太郎が並んでいたら、後に続く皇族の方々が「あら、太郎さんがお二人ならんで」とまで仰るんだそうだ。
 それにしてもなんであんな雨の中で傘も差さずに陛下がお出ましになる時に立ちつくすなんてどういうことだろうと思っていた。こんな日はどこか体育館の様なところでやるとか、雨天中止に何故しないんだろうかと思ったら、河野太郎が「ごまめ」で書いていた。
 傘を持っていない人には「宮内庁」と書かれた黒い傘が貸し出されるのだそうだ。でも陛下と話している時、彼らは傘なんて差していなかった。「ごまめ」によれば陛下がお出ましになると並んでいる方が傘をたたむのだそうだ。陛下は「どうぞ、傘をお差しになってください」と仰って下さるのだけれど、皆さんお差しにならない様だ。みんなが傘を差さないのに、一人だけが差すというのは如何なものかと誰もが思うだろうなぁ。そんな勇気はないよなぁ。皆さん晴れ着を雨に濡らしたまま立っておられた。もう服のひとつや二つ!風邪の一つや二つ!いとやせぬ!という気になるんだろうなぁ。それはよぉ〜くわかる。