ほぼ足りてまだ欲 その先

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生後一年

 あるサイトでお若いお母さんが生まれて一年の子どもを連れてオーストラリアのウルル-カタ・ジュタ国立公園に遊びに行きたいけれどどんなことを気をつけたらよいでしょうとお訊ねになった。皆さんとても親切で、やれ離乳食は日本より豊富に入手ができるとか、紙おむつはサイズが合わないかも知れないとか、おむつを替える場所を探すかも知れないとか、粉末ポカリスウェットを持ってきた方がよいとか、なにからなにまで教えてくれている。そういえば昔いた時には本当に生まれたばかりの乳飲み子を籠に入れて飛行機に乗ってくるオージーの若い夫婦をよく見たものだった。それに比べれば一歳の子どもを連れ歩くくらい何ともない、ということだろうか。
 私だったら子どもがまだそんなに小さいのだったらそんな旅行をしないなと思ったものだったけれど、今はそんなことをいったら大騒動になってしまう。どんな人でもどんなことにでもチャレンジできるのが進んだ社会なんだということだと云うことなのかも知れないのだけれど、保守的な考えで少子化解消に役立たないといわれるのかも知れないが、私は何もそんな小さな子どもを9時間も10時間も飛行機に乗せて制約する必然性はどこにもない様な気がする。子どもたちがその旅行を認識できる歳になったら連れて行ってやれば良いんじゃないのだろうか。尤もそんな歳になるとゲームばっかりに夢中になっていてどんな雄大な景色を前にしても興味を持たないかも知れないけれどね。