ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

辞めろだとか、休戦だとか

 自民党の総裁ってのはただ単なるスポークスマンみたいなもので、結局あの鵜の目鷹の目で儲けグループを牛耳っているのは総裁じゃない。森なんたらとか、どんどん悪者顔になっている二日酔いじゃない方の中川なんとかあたりみたいな雰囲気になっているようだ。ここに集まっているのは政党だっていうから政治家の集まりなのかと思っている人はいるのかもしれないけれど、横須賀の傲慢ものとか、北海道の人をおちょくることが議論だと思っている町村なんとかやらを見ていると、これはとても「政治家」なんていう高邁なる理想を掲げてこの国の将来を考えるという人たちの集まりではなくて、ただ単に自分たちの儲け手段と儲け対象の確保のために時間と金を遣うという自分の立ち回り方だけが切り札になっている「政治屋」なのはもう随分昔からいわれているのに、それが未だに続いているのはそれはそのまま国民というか、有権者というか、この国に暮らしている人たちがそれで良いと思っているからなんだろう。
 ホームレスがいようと、老老介護で今にも共倒れになりそうな夫婦がいても、食い物がなくてひからびて一人で死んじゃう人がいても、その日暮らしの若者が寝る場所を見つけられなくても、これを本気に考えなくちゃならんとは思っていないから投票にもいかないし、相変わらず自民党に投票したりする。
 もちろん、民主党に政権が変わったとしても、根本的にはそのスタンスが革命的に変わるとは思えないけれど、変えることができなかったら金輪際出番は回ってこなくて、また分裂することになるんだろうから、少しは真剣味があるといっても良いかもしれない。
 しかし、政治資金のことと良い、何かといえば欠席してしまって自民党のやりたい放題に任せてしまう民主党に比べたら、きちんと出席して反対を主張する日本共産党の方がまだ正面から正論を押し出しているという点では買える。しかし、「共産党」という名前がだめらしい。「共産党が政権を握ったら自分の財産取られちゃうんでしょ?」という人が未だにいることをわかっているのだろうか、代々木の時代遅れは?名前を変えろっての。中国だって共産党が牛耳っている国でありながら株式市場が成立しているんだっての。尤もあの国のあの中途半端さは問題山積みで最悪のケースだけれど。
 ということで私は今度の都議選で投票する候補者がもう明確に決まった。今日期日前投票に行ってやろうと思っている。