私のこのブログを「荒木和作」で検索してくださった方がおられて、おかげでガロの1975年の解散直前のアルバム「吟遊詩人 GARO」には荒木和作の曲が三曲入っていることを知った(作詞は全部阿久悠)。荒木和作自身は「和作」というアルバムを山田と二人で作ったっきりで、漏れ聞くところでは園芸師になっているという話を聞くが、一度はがきのやりとりをしただけでその後一切連絡をしていない。ついこの前、知り合いの若者が人に頼まれてその人のライブハウスに出演者の写真を撮りに行ったらその出演者というのがGAROの堀内護だったという話を聞いたばかり。おかげでまた一つ40年前の仲間に話すことが増えた。
その後、ひょっとしてと思ってiTunesで荒木和作とやまだあきらの「和作」のsearchをかけてみたら、な、なんとダウンロードできるではないか!数年前にCDで再販されたものを即入手していたのに、当時の仲間の集まりに持って行ってかけているうちに酔っぱらってどこかに忘れてきてしまっていた。あれ以来このアルバムを聴くことができたのだけれど、この音は今聞いてもちっとも遜色がない。今の若い人たちが聴いてその感想を書いていて概ね良い評であるのがわかる。なんだか今夜は久しぶりに幸せな気分である。