面白いことになっている。これはもう革命だな。ちょっとずつNHKのニュースは議論を映し出していたけれど、それがひとつひとつなるほどという議論になっていたのは大変に興味深かった。まるでNHKの(NHKばかり引っ張り出して申し訳ないけれど)「クローズアップ現代」を拡大版にして双方の意見を採り上げているかのような気になってくる。こんな面白いことができるのだというところまで期待していなかったというか、浅い議論で終わってしまうのではないかと危惧していたけれど、そんなものはどこかにぶっ飛んでしまった。
国立女性教育会館の方が「こっちのいうことをまず聴け!」というのがテレビで大写しになっていた。なにしろ時間はかけられないのだから、どんどん核心に入って行かなきゃならない。前にも書いたけれど、仕分けチームが仰るようにあれも民間がやってどうしていけないのかという疑問は持たれるだろう。しかし、懐の潤沢でないグループが研修会、勉強会なんてことを計画する時にはあの種の施設は大変に有効なんだという利用者からの意見が反映されていたのか、という点が疑問になる。それは自治体が持っている施設を有効に使えばできるとはいえ、泊まり込みでできるところはそうそうはない。一部のその施設を知っている人たちだけが利用しているんだとしたら、問題にはなるだろう。そうだとしたらその施設の利用案内をよりよくやりなさいということになって、かえって予算が付いても良いのかもしれない。こうした場所を使いたいというニーズは立派にある。例えば同じ活動をするNPOが横のつながりを求め、情報交換をするための場を探す、なんて場合にはあの種の施設は大変に有効だというのは想像がつく。
このニーズについては既に以前に書いている。これらの施設で必要なのは広く多くの人にその存在を知って貰うということでもある。
弁護士のいない裁判のようだという声があったらしい。冗談じゃない。そんなことをいったらこっちに予算をつけてあっちに予算をつけないという決定はみんな裁判なのか、ということになるじゃないか。行政は裁判じゃない。
亀井のおっさんはどう考えても旧態依然。外国人が入っているのはおかしいじゃないか、かつての経済諮問会議にいた奴がいるのはおかしいじゃないか(これは私もどうかと思うけれど)、とやっぱり彼は自民党の生き残りに過ぎなくて、族議員以外の何者でもない。社民党も国民新党も事業仕分けの中に入っていないと今いっているんだけれど、小沢一郎が一年生議員を外せといっていた時にいうべき話じゃないのか?ずっと黙っていたじゃないか。やっぱり奴は民主党政権のアキレス腱だ。
早く外務省の番にならないかなぁ。