ほぼ足りてまだ欲 その先

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いるんだろうなぁ

 鹿児島県阿久根市竹原信一市長が「高度医療が障害者を生き残らせている」「死は忌むべきことというのは間違い」といった言葉を自身のブログに掲載してシレッとしているどころかその自分のブログには自分自身を肯定する意見ばかりを掲載している。論理のすり替えばかりだ。
 新聞記事によると「ブログ内容が報道された今月3日から7日昼までに250件を超す抗議の電話やメールが市に寄せられたが、市は同日以降の抗議件数は市長の指示で公表を控えている(2009年12月11日21時56分 読売新聞)」のだそうで、これまた随分と独善的な対応であきれかえる。こういう人がこの世の中にいないとは言わないし、こうした優生保護的な倫理観を未だに披瀝する人がいることは私だって知らないわけではない。
 彼は自分のブログに市の職員の給与まで公開したという過去を持っているのだけれど、多分彼はこれが随分と先進的な市長なんだと思い込んでいるんだろう。それは全く外れていてただ単に常軌を逸しているだけだと気がついていない。それも一度リコールされたのにもかかわらず再当選してしまったということにその要因があるんだろう。
 お前のところの都知事だってあれだけ平気で人種差別、性差別発言を繰り返しているじゃないかといわれれば誠に忸怩たる思いがあるのだけれど、こんな市長を選んだ市民も相当に問題があるなぁ。都民とほぼ同じ程度でしかない。