ほぼ足りてまだ欲 その先

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テレビ

 またしても深酒におぼれ、なんだかようようの体で起きだしてみたら昼である。何か食べようとスパゲティを茹でる。テレビで見た「レトルトハンバーグでもって作るなんちゃってミートソース」に挑戦したのだけれど、買ってきたそのレトルトハンバーグがそもそも旨くないもので、できあがったものもなんだか味に締まりのないものだった。
 twitterNHK BShiハイビジョン特集の放送を知る。13:00「真珠湾の謎」14:30「零戦〜栄光と悲劇の航跡〜」を連続してみてしまう。どちらも見たのは多分二度目。しかし、覚えていないものである。両方とも見ていて感じるのは一体全体あの戦争はどんなもくろみがあって戦ったのだろうか、という点である。もくろみがあって戦うのではなくて、四周を取り囲まれ、包囲されて、そのまま黙ってしまうというだらしのないことで良い訳がない、撃て鬼畜米英!で手を出したけれど、圧倒的に不利だった訳だ。不利な戦いだからやらなくて、祖国を失っても良いのか、という論理になるんだろうけれど、だからといってこんな誇大妄想に毒されてしまっていたことに圧倒的に打ちのめされてしまう。
 あの開戦理由が肯定されるんだとしたら今のあの半島の一種異様な某国が殴り込んできてもその理由を否定できなくなりはしないのだろうか。彼等の行動も否定するためにはあの開戦理由も否定しなくてはならないだろう。

追記:
 「真珠湾の謎」を見ていて知ったのだけれど、米国内では真珠湾の奇襲を受けてその検証委員会が開かれたという。12月7日の日本軍による奇襲の前日だったかに真珠湾のエントランスで米軍の軍艦が日本軍の(確認していないけれど)特殊潜行艇を発見し、これを攻撃し、二発目の砲弾がこれに命中し、撃沈したことを無線で報告したが、これが全く無視されたという。つまり敏感な軍人がいたならばあの奇襲は少しでも防ぐことができたはずだといわれたそうだ。しかし、検証委員会はその指摘をこれまた無視した。起きてしまったことを突き詰めようという態度が日本では考えられなかったことではあるけれど、その始末の仕方を考えると「なぁ〜んだ!」というような結末だ。