前半終わってSAINTS 6 - 10 COLTS。COLTSのTDは1QでManningからHaiti系のワイド・レシーバー、85番のPierre Garconにパス。Garconは試合前からハイチ系ということで注目されていた。Saintsは前半終了間際に同点に追いつくチャンスを持ちながらあからさまのランしかないフォーメーションでランに徹し、TDに至らず。あまりにも芸がなさ過ぎる。
ハーフタイムショウはCSIのテーマ音楽でつかわれた英国の往年過激バンドThe Whoなんだけれど、当時の暴れ者、ステージに上がればギターをたたき壊し、アンプに火をつけたピート・タウンゼントもすでに64歳。すっかりお年を召して内田裕也化してしまった。挙げ句にNHK BS-1の画面は音と画面がむちゃくちゃずれていて、なにをやっているのか判然としない有様。ま、クリスタルのドラムスは格好良いけれど。
ちゃんと聴くことのできるものをここにアップしておこう。
Coltsのキックオフから始まる後半は始まるやいなやColtsがなんとオンサイドキックから攻撃権を握りそのままTDして逆転。するとColtsのManningに火をつけてしまったのか、ColtsはパスとAddaiのランを絡めてすぐさま再逆転。Saints 13 - 17 Colts。このままズルズル行ってしまうのかと思わせたけれど、SaintsはFGで1点差までつめよる。Saints 16 - 17 Colts。
NFLはウェブ上10カ国語による音声中継にリンクする。日本語中継はNHK BS-1の音声そのもの。ロシア語はなんとNHKの音声と書かれているけれど音が出ない。BBCも中継している。
Saintsのディフェンス・キャプテンScott Anthony FujitaについてNHKは「日系の両親に育てられた」と説明しているけれど、ウィッキペディアによると確かに父親はGila River War Relocation Center(日系人強制収容所のひとつ)で生まれた三世だが、母親は白人。しかも、Scottは白人家庭に生まれてこの夫婦の養子になったと書かれている。しかし、全く日本の風習の中で育てられ、箸も使うという。
4Q残り4'57"でSaintsがぐりぐりとつなげて逆転。Saints 22 - 17 Colts。2 points conversionを狙って失敗と判定される。Saintsはこのジャッジにチャレンジし、その結果2点認められてSaints 24 - 17 Colts。俄然Saints有利になったか?
どうやらColtsのディフェンスはDEの93番Dwight Freeneyが足を痛めているのが影響しているようでなかなかSaintsのオフェンスを止められないかも知れない。
4Q残り4'57" ManningからR.WayneへのパスをSaintsの2年目のコーナー・バック、Tracy Porterがインターセプトしてなんと74ydのタッチダウンラン。なんたって名前が良いッ!キックも成功してSaints 31 - 17 Colts。残り時間で2TDをひっくり返すのは難しいのでは?
残り1分を切ったところでPeyton Manningは4th down Goalまで残り5ydでパス失敗。万事休す。まさかこの点差でSaintsが44 Super Bowlを制するとは一体誰が想像しただろうか。
New Orleans Saints初のSuper Bowl制覇!
夜中の日テレの録画放送を寝しなにちょっと聞いたらゲストが漫才のオードリーのふたり。なんで・・・?こういうのをエンターテインメントというのだとしたらそりゃ大間違い。センスを疑う。