ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

W杯か、選挙か

 久方ぶりの夜汽車はとても変化があって楽しいものだった。できてまだ2年しか経っていない車両は快適そのもので、もちろん狭いというのはあるけれど、横になって眠ることができるというのは贅沢そのものである。
 贅沢そのものといえばヘルシンキからストックホルムまでの一晩のフェリーにはそれこそ乗客満載で、2,800名の定員に対してほぼ満員の状態で大賑わいだった。シルヤラインの船だけではなくてこの種のフェリーは今でも大流行。何しろたった一晩の航海で、免税で買い物ができ、ちょっとしたカジノ、ショーもあってそれなりに楽しめる。庶民の楽しみといえば贅沢なものに違いない。
 乗客のほとんどは夏休みの休みをとって遊びに来ている普通の北欧の市民たちそのものだと思える。
 多国籍そのもので、多くの乗客は生まれた土地とは違った街で暮らしているんだろうなぁと思わせる。まったく違った文化の町からぽっとやってきた私たちはまさに浮き上がっている。