なんせすっとび旅なものだから、ヘルシンキも泊まりはしないで、一通り見るところ見たらすぐさま船に飛び乗るのである。
それでも元老院広場からヘルシンキ大聖堂を訪ね、そこからウスペンスキー寺院にまで行く。大聖堂は入れたものの、ウスペンスキー寺院は入ることかなわなかったので、ランチの後に再挑戦して中を見る。ここでは写真がご法度な上に、絵葉書すら売っていない。売れば良いのに。大聖堂のショップが午後になって開いたので、行ってみるとあのパイプオルガンのCDがあったのでこれを入手。
翌日にはオルガニストのコンサートがあると教えていただいたのだけれど、残念ながらこの地にとどまることができない。ことほど左様にこの国の人々はあっちでもこっちでもどんどんお声をかけてくださるのには感動すら覚える。
この街にもクルーザーが入港しているそうで、岩を利用したというテンペリアウキオ教会は、これでもか、これでもかという観光客で押すな、押すなである。心静かに、なんて考えられないくらいだ。
夕方に埠頭に到着してSilya Lineのカーフェリーに乗ってデンマークスウェーデンのストックホルムをめざす。
W杯の3位決定戦をやっていたけれど、とにかく眠くて見る余裕もない。
