今日は場所が「雷門」と書いてあったので、もうそりゃぁ楽しみで、楽しみで、満を持して見始めたら、23位に知り合いのラーメン屋が映り、あそこの息子がもう仕事をしているのを知ってびっくりした。あいつを最後に見たのはまだ奴が小学生の頃のことだったから、もう15年以上経つ。あそこの旦那も出たがりだから、まぁ、必ず出るとは思っていた。しかし、この時にちょっとやな予感。あそこの店は「雷門町会じゃない」ぞ。
結果として、要するに仲見世町会、中央町会、メトロ通りというわけで、要するに雷門通りから伝法院通りの間、ということだ。
ということはだ、結果として、扇子屋、例の蕎麦屋、あそことあそこの天ぷらや、あのすき焼きやは必ず出てくるわけで、なんだなんだ、つまんねぇラインアップになってやがるなぁと思ったけれど、唯一「偉いッ!」と思ったのは新仲見世の帯屋を取り上げたことくらいか。あそこの店の前を通る度に中を覗くのだけれど、いつも着物を着た旦那がひとりぽつねんと座っていて、これで商売になるのかなぁと心配していた。
伝法院の通りの櫛屋で櫛を削っていたのは、あれは誰なんだろう。