これまでの報道によると、容疑者は福島のいわきから被害者宅に直行直帰したわけではないということがわかったそうだ。事件前には恵比寿にいたことが判明していて、事件後は中目黒駅のトイレに長い時間籠もっていたこともわかっているという。しかし、その詳細については明らかにしていないのだそうだ。娘が韓国で入院している、とか、潔癖症な人だったとか、依然働いていた職場で高額の不明金を出したとか、断片的な情報は新聞が伝えているけれど、実際に被害者との繋がりについては全く通りすがりだという。どうも、すっきりしない。
朝日新聞はこう伝えている。「犯人は大原道夫さん（87）に馬乗りになり、腹や胸を執拗（しつよう）に刃物で刺した一方、妻の瑠璃子さん（81）や助けに入った近所の人たちには積極的な攻撃を加えていない。（asahi.com 2011年2月13日5時3分）」これじゃ、容疑者が主張している殺害目的の金なんて出てくるわけがない。
しかし、こうした情報は明らかに全部警察がいちいち漏らしてくるものだ。こうして「なんでなんだろう」と興味を持つ奴（私のことなり）がいるから警察とマスコミの腐れ縁ができるんだといわれるんだろう。
全く話が違うけれど、近頃パブリックのトイレに入ると、一体いつから塞がったままなのかわからない状態になっている個室があって気になる。物音一つしないのだけれど、閉まったままなのである。別に困らないときにはそれでも良い。でも困る時もあるけれど、そこはパブリックだから誰でも使う権利はあるので、また他を捜せば良いだけの話だ。
