京都大学原子炉実験所助教の小出裕章が「fm797radiocafe」に電話出演して解説。こちら。
- 福島第一原子力発電所1号炉の現在の格納容器内圧力、放射線量、を考えると再臨界が起きているのではないかと疑うのに躊躇がない。
- 燃料棒が融けて崩壊するとひとかたまりの燃料状況になってしまう可能性があって再臨界となる。
- 圧力を抜いて爆発しないようにしなくてはならないから放出することが必要になるし、それが再臨界していれば、非常に高い線量の放射能汚染雰囲気が排出されるということになる。
- そんな事態になった時にはチェルノブイリの結果から考えると、風向きによってかなりな距離にまで到達する可能性はある。もちろんその時点では東京は放棄せざるを得ないだろう。
(京都大学原子炉実験所というのはどうやらかつて一度行ったことがあるあそこらしい。)