今朝は肌寒い。ようやく例年並みの寒さになったんだそうだ。昨日23時頃に寝て、今朝は午前4時には眼が覚めてしまった。6時半頃まで起きていて、朝飯を食った。すると眠くなって午前9時まで寝た。合計7時間半の睡眠だ。いつもよりも早めに新宿に着いたが右目が妙に痒い。
今日は保阪正康の｢辛亥革命｣の三日目だ。案の定ジャッキー・チェンの｢1911｣を早くも見てきたといって質問に立った人がいた。私も早く見に行ってみたいけれど、あの映画昼間時間はなんと全面的に｢吹き替え｣版である。その上丸の内東映はネット予約もできない。
保阪は「中国は4千年間、権力を握る側と全くそれに関係のない人びとという二重構造を続けてきているのであって、これは現代でも全く変わらない、というと中国の人は怒る」という。今でも共産党という権力を握っている層とそれ以外という構造は変わっていないという意味である。そうすると中国に人は多分、日本だって天皇制という二重構造の中にいるじゃないかといってくるのだ。
1911年10月に辛亥革命が成功するまでに実に11回の失敗・挫折があった。何回失敗したって成功するまでやればそれは｢成功｣というのだという言葉を誰かが残したという話を読んだことがあるが、まさにそのままだ。
保阪の話は｢ちょっと横に逸れますが｣とか「雑談ですが」という話がおもしろい。
今日は家を出る時から、仲御徒町の｢民華」のかた焼きそばが食べたくて堪らない雰囲気で、新宿で本屋とデパートを巡ってから地下鉄で日比谷線の仲御徒町で降りて、勇躍おばさんに「かた焼きそば！」と告げる。入れこんでいたために、写真を失敗。旨かった。
