ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

SUPER BOWL XLIV

 また、NE Patriots 対 NY Giantsの試合なので、あんまりどっちを応援するという切り札はないのだけれど、始まるやいなや、NEのQB、Tom BradyがエンドゾーンでQBラッシュをかけられて(普通こういう状況では必ずラッシュしてくるのは決まりだからわかっていたはずだのに)大慌てで外に投げ、インテンショナルグラウンディングをとられて、それがエンドゾーンだったものだから、自動的にセイフティーで2点を取られた。こうなると、常にゲームを見ていたら判官贔屓になる私はあっという間に今年はNEの応援にまわる。
 すると、NYのあの坊ちゃん坊ちゃんしたManningが面白いようにボールをコントロールして、がんがん時間を使い、TDまで決めて「どうだ!」顔。これでもうこの試合はNEを徹底して応援しようという気になったのだけれど、前半終了間際にBradyは沈着冷静。しっかりと時間を使いながらTDパスを決めて、逆転。前半を終わる。多分前半は全部でわずか1時間40分で終わってしまった。

 後半が始まるやいなやNEの攻撃がバチバチ決まり、あっという間にTD。下手するとこれは後半、一方的になるかも。
 
 いやいや、とんでもない。さすがにここまで来るチーム同士の試合はどんどん修正してくるし、雰囲気に呑まれることもなく沈着冷静。

 NYのディフェンスからけが人続出。

 4Qに入ってBradyがパスを2本失敗したのに対して、NYのManningがロングパスを通して逆転にのぞみをつなぐ。そして最後は大逆転でNY Ginatsが勝つ。

 試合が終わって考えてみると今年のSUPER BOWLは非常に面白いゲームで、どこまでも手に汗を握る展開だった。私がこれまでに楽しんだSUPER BOWLの中でも面白い部類に入るかも知れない。その割にはNFLのサイトのGAME FUN RATINGでは大したことがないのが不思議。

 これで今年のNFLは終わってしまった。一抹の寂しさが残る。あれだけ勝ち続けたGreen Bayが最後までプレイできなかったこともあるし、NHKがレギュラーシーズンの生放送をしなかったこともあるし、物足りなさはあったけれど、取り敢えず無事に終わった。