ほぼ足りてまだ欲 その先

「ほぼ足りてまだ欲」がはてなダイヤリーの廃止にともないこちらに移りました。

新宿、といいつつ写真は銀座和光

 今朝は多分寝付いたのが午前2時頃だったというのに、明け方5時半には眼が覚めてしまって、あまりの空腹のためにコーヒーを淹れてサンドイッチを作って朝食を摂ってしまった。眠いのに、なぜか眼が覚めてしまう。これが加齢現象でなくてなんだろうかというくらいだ。
 テレビではなでしこが惜しくもドイツに敗れた試合の話、そしてダルビッシュがオープン戦で2回を投げて2本の二塁打を喰らうも、3三振でまぁまぁの結果を出したことばかりだ。
 月に2回の保阪レクチャーの日だったので、勇躍出かけるとあまりにも乗り物の接続がバッチリだったせいで、開始の半時間ほど前に着いてしまった。途中で眠気が襲ってきたらいやだなと恐れていたのだけれど、全くそんなことはなくて、熱中した。
 今日の話の中でやっぱり保阪が今のデモの状況にはちょっとわかっていなさそうなところを感じた。それは彼が官憲についての警戒感を全く持っていないことだった。実際のデモの現場は明らかに一般市民を弾圧する、ちょっとなにかがあったら有無をいわせずにいわゆる「確保」をして2-3日臭い飯を喰わせれば、よわっちい一般市民は直ぐに怯えるだろうという読みをあからさまにしているところを認知していないことだった。
 今の若い人たちがデモに対する認識ゼロのところから動き出しているんだという点を認識しているところは正しいけれど、官憲に対する警戒を解いてしまっては、原子力発電に絡む「原子力村」の既得権死守の姿勢を理解することができにくいのではないだろうか。
 マスコミが大きく報じることがないから、それほど話題になっているように見えないストレステストに対する聴聞会の霞ヶ関の姿勢を見たら、明らかに彼らが攻勢に出ようとしていることがわかるはずだ。逆に言うと、あそこまで原子力開発に絡む歴史的展開を読み進めてきている保阪ですら、視点をずらすと見えてくるところを見失う可能性があるということでもあるだろう。
 昨日会津若松の知人が名物巨大ソースカツ丼をアップしていたのを見て、今日の昼飯は必ずや銀座松坂屋デパート地下一階の乾山でヒレカツ丼を食べてやろうと心に決めて帰って来た。
 松坂屋の地下一階に下りると、万惣フルーツパーラーが改装でもするのか、店が閉まっている。近づくと看板が立っていて先週で店を閉めたと書いてある。ここの店は階段を下りてくると目に入りにくい。そして今の若者達は多分「フルーツパーラー」というジャンルに親しみを感じていないのではないだろうか。尤もこの店の地下は若者を相手にしようという意図はないんだろうとは思うけれど。
 京橋の交差点でいつも「Big Issue」を買うおじさんにようやく遭遇できて最新号を入手。新宿で買ってしまわなくてよかった。
 教文館の一階で先週の週刊金曜日を買おうとしたら、レジの兄ちゃんが先客の書籍検索かなんかやっているらしくて、「二階のレジもご利用頂けます」という。何を意味しているのかと思ったら、私に階段をわざわざ上がって二階にいって金を払え、ということだった。小心者の私は文句を言うこともなく、二階にあがると、そこにも先客がいて、レジのお姉さんとあぁでもないこうでもないと雑談をしている。今日はそういう日なのだろう。
 7,350歩。