札幌の自民党の選挙活動に、安倍晋三がやってきて、街宣車の上に載って話し始めた時に、そこにいた男性が「安倍辞めろ!安倍辞めろ!」と叫んでいたら、あっという間に制服警官と複数の私服警官(良くデモに参加すると周りにいて必ず鞄斜めがけ、マスクでデモ参加者の写真を撮っている連中)がその男性を取り囲み、ベルトのあたりを掴んで、さっさと人混みから大きく離れたところへ連れて行ってしまった。男性は引きずられながらも「安倍辞めろ!と叫ぶ。
反対の意思を示したら、すぐさま官憲の力によって排除する。しかし、人種差別を平気で大きな声で下品この上ない言葉をまき散らす連中については官憲は黙らせることはない。自由な社会はこうした意思を自由に示せば良いんだから、それで良いのかも知れないけれど、それは権力におもねる側と、反権力をする側に公平でなくてはならない。この札幌の事件は、既にこの国が特別高等警察の時代に戻ってしまっていることを物語っている。これで良いわけがない。この国は大丈夫なのか。とてもそうは思えない。
こちらに当事者の報告がある。