ほぼ足りてまだ欲 その先

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参院補選

 山口県参議院議員補欠選挙投票率はわずか38.68%である。ここのところ、日本人は選挙にいかない。投票率が4割にも達しないだなんてそんなバカな、とあきれ果てる。これでは間接選挙による民主主義は崩壊しているというべきだろう。こんなにやる気がないのだね、この国の国民は。それではこのままどんどん2.26体制に戻っていくのは致し方がないのだろうけれど、もう後悔しないで貰いたい。
 当選したのは自民党で元下関市長の江島潔(56)でこれで参院の民主との差はわずかに一議席となった。民主党のこうもり議員が一人出れば終わりだ。出るかも知れないな。
 江島の得票は287,604票でこれは有効投票数の63.48%に相当するのだけれど、この馬鹿馬鹿しい投票率のおかげで、わずかに有権者数の24.18%に相当するにすぎない。こんな選挙はダメだ。
 この国の国民は間接民主主義を理解できなくなってしまったので、この際、選挙権行使に当たって強制化しなくては成り立たなくなってきた。この状況のどこが「先進諸国」のひとつとしてランクづけられる要素たり得るのか。とても民主国家とはいえない。だから、自民+公明の保守反動国家となるに相応しい、ということなのだろうか。だとしたら、これまた実に驚きで、もうここまで来てしまっているということかも知れない。