懸念

どうやら格差の拡大が広がっているのは日本だけではないようで、全世界の各国でその状況は同じなのではないのか。置いてきぼりの若者や移民たちがこのままいい諾々とやられ放題で黙っているとは思えない。それは一体なぜやられ放題なのだろう。多くのいわゆるグローバル企業と言われる企業が全世界で共通の低レベル労働環境を押し付け続ける以上、決して解決の糸口が見出せるとは思えない。なにしろできるだけ取り上げることのできる部分については決定的に収奪しようとするわけだから、のこるものなぞなにもない。それでは自らの顧客を顧客の地位からおいたてている。